69話 ページ34
夢主side
貴「蘇生するか、このまま死者となるか…選んで…?」
ニコ「早く選べ」
究極の選択だ。蘇生を選べば、ゾンビのように扱われるにちがいない…
はてまて、このまま死者となるのをえらべば、肉体は処理して亡き者となる。後悔したこともやり直せない
そして、私はこう付け加えた
貴「もし、ザップが死を選んだとしても、いつかは"転生"してまた生まれてこれるよ。この記憶は抹消されてるけどね」
すると彼は"門"に向かって歩き始めた
ザ「じゃ、潔く逝くわ。じゃあな。世話になったぜ」
メフィ「お?逝くのか」
本当に、いくんだ
貴「やっぱ、嫌だ」
私は無意識にザップの腕をつかんでいた
貴「行かないで」
ザ「んだよ、急に」
貴「行ってほしくない」
涙が込み上げてきた。胸の奥が熱い
ザ「そうか…っ!?」
気づいたら、私は彼の頬に手を沿えて"あること"をしていた
キスだ
人生初のキスは煙草の味と、何故だかしょっぱい味がした。
貴「ザップが死んだら、ライブラはどうなるの!?私はどうすればいいの!?
何も解らないよ…。
だから…、
私の"人間"の部分の魂を繋ぎにして肉体へ還って、またいつも通りに過ごそうよ…」
彼が生きている間に聞いた最期の言葉をここで無駄にしたくない
ちなみに、実は私、ザップにキスをしたときに既に私の人間の部分の魂を付与していたのだ
その後…激しい目眩に襲われて私の視界は暗転した
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ルナ - はやく更新しなよーww (2016年5月8日 21時) (レス) id: b6e3bcd0cb (このIDを非表示/違反報告)
ルナ - ほらぁーww (2016年5月8日 21時) (レス) id: b6e3bcd0cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨*絶望少女 | 作成日時:2015年10月12日 13時