世の中から笑顔が消えればいい (ページ30)

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『じゃ、やっぱ中行こ。』

直人｢んー、取り敢えず受付の人に言っとけばなんとかなる！
A行ってこい！｣

『えー、行ってきます。』

1分も経たずにAが帰ってきた。

どうやら大丈夫だったらしい。

いや、有り得なくね？普通...？

『よし、紹介するね！』

入って早々そんなことを言うA。

『二宮和也さんと竹内涼真くんと葵わかなちゃん！』

...は？

広臣｢え？人気者じゃん。｣

『待って？逆に分かんなかった？』

隼｢え、うん。何て言ったの？受付の人に｣

確かに

『っとねー、
大物芸能人来てるから入れてもいいですかー？』

涼真｢あ、ん？そっか笑｣

竹内さんの言いたいことも分からなくはないな～

『なんかダメだった？』

わかな｢...期待してた受付の方可哀想笑｣

涼真｢あ、まあ二宮さんは別。｣

わかな｢そうそう笑｣

『え？何の話？！』

聞いとけよ...笑

和也｢いや、それ以前にジャニーズが
ここに居る時点で可笑しいから笑｣

涼真｢確かに笑｣

わかな｢にしても広い！迷子になんないの？｣

『たまに迷うよ？助けてもらってる笑』

完璧に4人の世界じゃん笑俺ら空気笑

隼｢この4人だけにしとく？なんか空気だし笑｣

同じこと思ってる1人と1匹笑←

涼太｢だね笑
Aもこっちでいる方が楽しいんじゃない？｣

『そんなことないよ！皆と居るのも勿論楽しいから！』

いや、聞いてたのかよ笑

わかな｢ほんと好きだよねここの事務所笑｣

『...うん！好きだよ笑』

一瞬戸惑ったように見えたのは気のせい？

和也｢あの、玲於さん？玲於くん？だよね？｣

｢え、あっ、はい｣

ぼんやりAのこと眺めてる時に

二宮さんが話しかけてきてびびった笑

和也｢あー、いつもAから話聞いてます笑｣

｢あっ、なんか余計な事言ってません？A。｣

和也｢んー、特には？何かほんとA、
あなたのこと好きみたいでさ笑｣

クッと含み笑いした二宮さん。そして一言

和也｢あなた、愛されてんね笑
玲於くんの話してる時が1番楽しそうなのよ
A笑｣

なーんて言った二宮さん。

そう...なんだ。嬉しいけどね笑

いや、うん。あんまドラマ撮影で話したこととか

聞かないし...二宮さんありがとうございます笑

｢そうなんですね笑｣

和也｢ねぇ、あの子のこと助けてあげて？
何か、今日はいつに増して浮かない顔してたから。
あ、もし何かまたいじめあったら言って？
はいこれ、連絡先。｣

｢あ、りがとうござ、います｣