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独歩「…… あ、三千院さん。コイツ、変なやつで。





極度の女性恐怖症なんですけど、それを治すためにホストやってて、そのお陰で、スーツを着ると性格変わるみたいで。」




…… うーみゅ、よくわからんけど分かった。




A「えっと、ふみくん。




俺、超元気になったよ。頭の傷もなんともない。」




そう言うと、ふみくんはとても安心したような表情になり、俺の頬に手を置く。




一二三「よかったー。アレから心配しまくりで、全然落ち着かなかったんよー。



双葉ちんが元気そうで俺っち超安心〜」



キャラ違いすぎてマジで戸惑いまくりなんですけど。


すると、少し怒ったように、のんちゃんがふみくんの手を掴み、睨む。





独歩「いつまで触ってんだよ。失礼だろ。」



一二三「えー、だってもっちもちだよ?



ずっとこうしてむにむにしてたいカンジ〜」





俺の頬を、つまんだりしながら、幸せそうな顔をするふみくん。




俺は、仕返しにふみくんの頬をつまんでみた。




A「…… うわ、やっぱり男の顔って感じ。」





やっぱり未成年じゃないともちもちしないか〜







今、すっげえ一くんのほっぺむにゅむにゅしたくなった。




独歩「…… あぁもう!!いいからやめろって言ってんだろ!」





突然大きな声を出し、ふみくんの手を払って俺の身体を後ろから包み込んできた。








ぁ、












不覚にもドキッとした。







…… やっべ、顔あっつい。





一二三「何すんだよ独歩ちん〜!」



独歩「お前が目の前でイチャつくのが悪いんだろ。」



寂雷「…… それは、特大ブーメランと言うやつだね。」






その言葉にハッとしたのんちゃんは、俺の身体から離れ、俺に謝ろうとする。





その時に、顔を見られてしまった。








俺の、真っ赤な顔を。





独歩「…… ぇ、?」




その顔を見たのんちゃんは、俺の熱が移ったかのように、彼もまた顔を赤くさせ、目を逸らされる。








一二三「二人の方がよっぽどイチャついてるじゃん。




ねー、センセー。………… センセー?」






ふみくんの言葉届いていないかのように、






その瞬間のイル先生の顔は、俺が最も怯える、怖い顔をしていた。

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アルビリオン - 妹に怒鳴りたい姉さん» お気になさらず^^御姉妹で読んでいただき感激です。もし宜しければ妹様と愛読して頂ければ幸いです。 (2018年12月15日 23時) (レス) id: af242a96d1 (このIDを非表示/違反報告)
妹に怒鳴りたい姉 - すみません!妹が私のスマホでコメントしてしまったので先にまず謝ります!妹はヒプマイのことを全然知らないのに知った気になってるにわかなんです。作者様本当に申し訳ございません。読者様も申し訳ございませんでした。 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
好きだからこそ厳しく - ひふみんは独歩さんのことを君付けで呼んでないです。ひふみんは独歩!って呼んでます。読者も何故に気づかない、、、 (2018年12月15日 21時) (レス) id: b33addfcfc (このIDを非表示/違反報告)
apipe - めっちゃいいとこで終わった(´・ω・`)続き待ってます! (2018年11月28日 15時) (レス) id: 6a53dc23ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アルビリオン | 作成日時:2018年11月20日 2時

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