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朔空「…………… やぁ、プロデューサー。








昨日なんで黒と一緒に帰ってきて、黒を部屋の中に入れたの?


ねぇ、何もしてないよね?されてないよね?


でもなんで?家に送ればよかったじゃん。なんで?ねぇ、ねぇ、ねえっ!!!!」



ヒェッ、麗怖い…



俺が麗の狂愛に怯えていると、部屋の奥から走ってくる音が聞こえてくる。



黒羽「朔空っ!?なぜお前が遙希の家を知ってるんだ!?」


朔空「プロデューサーの事ならなんでも知ってるに決まってるでしょ?


それより、なんで黒はプロデューサーの家に泊まってるの?


おかしいよね?プロデューサーは黒の家知ってる筈なのにさ?



ねぇ、早く答えてよ。俺の納得するような理由を答えてよっ!!」




あーもう死ぬほどめんどくせぇ…………



普通に応えておくか。



遙希「あー、麗さーん?



夜鶴が俺の家に泊まったのは、あの後、夜鶴が俺の胸の中で泣きまくって疲れて寝ちゃって、



俺自身が放っておけないと思ったからだよ。


それ以上でも、以下でもない。」




黒羽「… 遙希、何故泣いた事をばらしているっ、!」


朔空「へぇ、じゃあ質問するけどさァ?



どうして黒は、プロデューサーの事を【遙希】呼びしてるの?


今までは、コイツとかお前とかだったのにさ?」



こいつ、本っ当にめんどくせぇなぁ。



遙希「もう、俺のこと名前で呼びたいなら勝手にしてよ。


俺は別にプロデューサーって呼べなんて言ってねぇし。




そんなに夜鶴の事が気に入らないなら、もう好きにすればいい。


俺は、もうお前には何も言わないからな。」




わざと突き放すように言うと、麗はしばらく目を見開いた後



麗は瞳から大粒の涙をぼろぼろと流し始める。



ったく、泣くくらいならわがまま言うなよな………




朔空「……… ぅっ、……… ひっく、



ごめんなさっ、………… きらいに、ならないでっ、………… 」



遙希「はいはい、嫌いにならないから、お前も入りなさい。



朝ごはん食べてないんでしょ?」



俺の問いかけに、麗は泣きじゃくりながら首を縦に振る。




遙希「ほら、夜鶴も入って。」




そう言って、俺達は三人で朝食をとり







三人で学校に行くことになった。

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作者名:アルビリオン | 作成日時:2017年7月11日 9時

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