花のエルフ

恋とは ページ13

『ねぇ、ソーとか他の人に
なんで好きとか聞かれたらどうすれば良い？』

ロ「知るか、適当に答えれば良いだろう」

『んー、でも私
誰かを好きになったこと無いからなぁ

ロキは？
私の何処が好きって聞かれたらどうする？」

ロ「さあな

私にそんな愚かな質問をしたことを後悔させる」

『もう、そういう事を聞きたいんじゃないってば

んー、ロキの好きなところか

他の人にはなんて言われる？』

ロ「言われた事などない」

『どういう事？』

ロ「あの国では、力のあるものが選ばれる
知力ではなく、肉体的にだ

兄上のような、な」

『えー、私はやだなぁ

ほら、エルフってみんな飛べるし
どちらかというと、美しさとか能力の方が
魅力的だから

体が重たいと飛びにくいでしょ？

それに、なんか美しくないし』

ロ「！！

そうか、なら兄上はありえない、と？」

『そうだね〜、他の誰かは選ぶかもしれないけど

とりあえずアルフヘイムの人はまず選ばないと思うかなぁ』

ロ「お前は、どうなんだ」

『だから、無いって

それに、今はロキが旦那様でしょ？』

ロ「そのネタ、まだ続けるのか」

『うん！だって楽しいし！！』

ロ「それは、いたずらが、か？

それとも」





『どっちも！！』

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