【56】 ページ12
機械音が鳴り響く病室で
不安そうに佇む横浜の王様と
それを見守る悪徳警官にサヴァイバー
彼等の目線は
“二つの生命”に向いていた
「おいっ!!!Aは大丈夫なんだろうな!?」
「Aに何かあったらしょっぴくぞ!!」
「……Aを無事に返して貰えるのか?」
「私達の全技術を使って容態回復に努めていますので、お静かに病室の外で待ってて下さい」
「くっそが!!!!」
「落ち着け左馬刻……」
「落ち着ける訳ねェだろッ!!!」
「小官も落ち着いては居られないな。銃兎もだろう?」
「当たり前だろう!」
彼等が心配する彼女の心拍数は異常であり、また、彼女から産まれた新たな生命の光も小さかった
目を閉じたら開けた時に彼女はもう息を絶っている
そんな気がして、瞬きもせずにただ一点を見つめる
「…俺はてめェを手放す気はねェぞ。だから、死ぬなんて許さねェ」
ピーッ ピーッ ピーッ ピーッ ピピッ ピピッ
ピッ───────────────────
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麗華(プロフ) - 眠れる冷笑の黒王子…さん» リクエストありがとうございます!番外編で夢主×幻太郎。ということでよろしいでしょうか…? (2019年6月3日 18時) (レス) id: 2c4369ec72 (このIDを非表示/違反報告)
眠れる冷笑の黒王子…(プロフ) - リク失礼して良いですかね?できるのであれば幻太郎が見たいです。とても楽しく読ませていただいてます。 (2019年6月3日 18時) (レス) id: 179de70c1e (このIDを非表示/違反報告)
麗華(プロフ) - サイダーガールさん» ありがとうございます……!!!こんなに好評していただけて!更新の励みになります!私用で更新が出来ておらず申し訳ないです……これから更新していきますので宜しくお願いします!! (2019年4月5日 21時) (レス) id: 2c4369ec72 (このIDを非表示/違反報告)
サイダーガール - コメント失礼します。前作からきちんと読ませていただきました!おもしろい!左馬刻と夢主の艶めかしい描写や、夢主の雰囲気がとても好きです!!これからも連載がんばってください。お体に気を付けて(春は風邪引きやすいですから) (2019年3月25日 2時) (レス) id: 7e9d8ff72e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:24suganoya | 作成日時:2019年1月29日 18時