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執着 luz ページ1









「A〜」








『どーしたのー?』








愛らしい猫撫で声で私の名前を呼びながら、擦り寄ってくるluz。








私を虜にしたその声で、こんなにも名前を呼ばれ、愛を伝えられるなんて思っても居なかった。








擦り寄ってくるluzの頭を撫でて、頬に軽くキスを落とした。









「何でして欲しいこと、わかったん?」









『luz、キスして欲しい時は擦り寄ってくるもん。頬が良かったんでしょ?ありゃ、違った?』









「いや、あってるんやけど。ふは、流石Aやわ」









『大好きだからね』









私の膝の上に寝転び、小さな欠伸をする私の彼氏。









私はluzの頬に手を伸ばし、そっと撫でる。すると、luzも微笑を浮かべながら

首を傾けたことでさらさらと流れ落ちた私の髪に、手を伸ばし遊び始めた。









『もー、何してるの?』









「A、可愛いなぁと思っとるだけ」









『luzの方が可愛いよ』









「男に可愛いは酷いと思うんやけど?」









『えぇ〜、そうかな』








髪遊びを辞めないluzに苦笑しながら、私はスマホを弄り始めた。









さっきから、luzが「ねぇー、なぁー、Aー、Aー」

と話しかけて来るのを華麗に無視し続けて、一時間。時々返してはあげたけど。









「プイッ」









あぁ……不機嫌になって黙っちゃった。

頬を膨らまして、私の膝の上に寝転びながら明後日の方向を向くluz。









『怒んないで、ね?』









「怒ってない」









『……どうしたら、許してくれるの』









「そうやなぁ…キス、させてや」









『……キス?いいけど…』









案外簡単なものだな、と心の中でニヤ付きながらluzの指示通りに彼の前に座る。









「ん、良い子良い子」









『良い子って……』








luzはソファに座り、私はその下に座っている、よく分からない状況。

彼は、私の髪を軽く左手でまとめる。

首元に何かしらの気配を感じて、









『んぁ……っ…』









それがluzの唇だと理解した。









首元にキスをされ、少し背中がそれる。

これで終わりかと思ったら、執拗に舐められ、肌を吸われ、さっきから部屋にいやらしい音が響いている。









『るっ……す、ん…ぁ』









「ふっ…ぁ……何、我慢出来なくなった?」









『…ん』









「可愛いなぁ…、いいよ」









luzは私をソファに寝転ばせると、覆いかぶさってきた。









「愛してやるよ」

執着 luz→



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ゆもち(プロフ) - ありがとうございます! スランプは何においてもありますからね〜、僕、イラスト書いてるんですけど一時期スランプで… でもスランプって抜けるとそのあと調子いいんですよね!クオリティあがったりとか! こちらこそよろしくお願いします! (2020年4月15日 16時) (レス) id: f7a618a47d (このIDを非表示/違反報告)
むい。(プロフ) - ゆもちさん» 名前変更おめでとうございます!(?)ちょっとすランプ来まして、ログインしてなかったらこんなことに……これからも、こんな私ですが梅毒お願いします! (2020年4月15日 9時) (レス) id: 4c079f6564 (このIDを非表示/違反報告)
ゆもち(プロフ) - なんかあったのかと思ってました…!無事で何よりです!更新頑張ってください! あ、どうでもいいとおもいますが名前変えました 旧ましまろ氏 (2020年4月14日 22時) (レス) id: f7a618a47d (このIDを非表示/違反報告)
むい。(プロフ) - ましまろ氏さん» リクエストありがとうございます〜!!了解しました! (2020年3月12日 8時) (レス) id: 830124773a (このIDを非表示/違反報告)
ましまろ氏(プロフ) - あの!リクエストなんですが… 酔いつぶれたところをEveさんに助けられそのままホテルで最後まで…ていうのが見たいのですが… よろしくお願いします! (2020年3月11日 3時) (レス) id: f7a618a47d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:24suganoya | 作成日時:2019年11月3日 10時

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