怪物の夢を見る�ぁ�zm） ページ34
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「────……ッんあ！！？」
「、はっ！考え事とかまだ余裕ありそうや、なっ！」
激しく膣を突き上げられ、現実へと強制的に引き戻される。また一際深く奥に突かれる。
「ん、やぁ……っあ！！」
少しの時間、我慢すればいいと思っていた。でもこれで何度目なのだろうか。私ばかり何度もイッてるから、どれだけ男が射精してるのか全く認知出来ていない。アレだけ嫌で、泣いていたのに今や涙を流せるだけの水分があるかも怪しいぐらい、もう枯れてしまっている。そういえば、これ、避妊されてるのだろうか。そんな動作見てないし、あんな非道な行為をする人が、そんな優しさがあると思えない。
「──〜〜っ！ぁ、まって……、まっへ！いまイッた！イッたからぁ！！」
「いっぱいイけてよかったなぁ。……さっき別の事考えてたやろ」
「ご、ごめんにゃさ……、ッあ、ぐぅ……」
「ちゃーんと、こっちに集中してな。ほら、名前呼んで」
「っ……ぞ、ぞむ……」
「ん、ええ子。ご褒美にええとこ突いたるわ」
「え……ま、……やぁ！」
なんとか意識を別の所に移そうとしても、今みたいに私のイイ所を的確に攻めてくるから、すぐに意識がそちらに戻ってしまう。本名なのか、偽名なのか分からない名前を度々呼ばさせるのに何の意味があるかも分からない。
こんなに乱れた姿をあの子に見られているという事実が、辛くて恥ずかしくてどうにかなってしまいそうだ。
あの子の方を横目で確認すれば、増悪の籠った瞳が私を刺し殺すように見ていた。どうして……、そんな目で見られなければいけないのだろう。
カチャッと音がして、男の方に視線を戻すと、男は仮面を取り払っていた。男の顔は端正なものだった。それこそ、やろうと思えば顔だけで生きていけるのではと、そう思えてしまう程、男の顔は整っていたのだ。
仮面を取り払った男と目が合うと、満足げに笑い、私の唇にかぶりついた。呆気に取られていた私の口は無防備に、小さく口を開いていたせいか、彼の舌の侵入をあっさり許してしまい、すんなりと私の舌を絡め取られてしまう。
「ん、ふっ……んんっ」
慣れていない口づけに、互いの唾液で溺れてしまいそうな感覚に陥る。いよいよ窒息してしまう。そんなギリギリで漸く口が離れていく。名残惜しそうに銀色の糸が引いていた。
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作者名：最後の晩餐参加者各位
x他1人 | 作成日時：2020年11月23日 20時
