【D！】最後の晩餐【合作企画】 (ページ18)

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黒に染る⑪（gr）ページ18

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　グルッぺンが腰を振る度に、Aは甘い嬌声をあげて背中を弓なりに反る。強い快楽から逃げようとすれば、更に激しくされる。その繰り返しだった。

「きもち、あっあぁ、ぉ、あぁあっ」
「お"、ぉ、あっんん！きもち、い、んぁあっ！は……はぁ、そこぉ、きもちぃ、んんっ！」
「偉い偉い。ちゃんと言えて偉いな」
「あ、ああっ、イク、イクっ、イッちゃうぅ」
「ほんとにここ突かれるの好きだな」

　もう何度目か分からない絶頂に、ビクビクと身体を痙攣させる。だらしなく開いた口からは、喘ぎ過ぎて掠れた声が漏れ出ている。
　痙攣が止まったかと思えば、彼女は眠るように目を閉じた。というより、度重なる絶頂に疲れ果てて眠ってしまったのだ。

　Aが眠った事に気が付いたグルッぺンは、ズルリと欲棒を抜いて、白濁液が溜まったゴムを取り外す。眠るAの身体の至る所に、赤い鬱血痕と噛み跡があるのをみて「やり過ぎた……」と呟いた。

　数分前まで処女だった彼女には些か刺激が強すぎたらしい。

「はあ……片付けるか」

　テキパキと事後処理を済まして、彼女に服を着せベッドに寝かせる。グルッぺンは眠る彼女の頭を一撫でして、寝室を後にした。

「お、グルちゃんやん。どうやった？」
「おぉグルッぺン。お前もか？」
「あ？あぁ、コネシマに鬱か…………その状態でアイツの前に出るなよ」

　バルコニーに出てロシアンコーヒーを飲んでいると、後ろから声を掛けられた。声の主は鬱とコネシマで、所々血に塗れている。元気そうに話す様子から怪我は無いようだ。恐らく返り血だろう。

　アイツ、とは言わずもがなペットであるAの事だ。彼女はペットである事以外は普通の女の子で、この間高校を卒業したばかりだ。そんな少女にこんなショッキングな光景を見せたら”壊れてしまう”。そう思ったが故の言葉だった。

「結構大事にしてるやん。そんなに相性ええの？」
「いや純粋に可愛がってるだけだが？相性が特別いい訳じゃないゾ」
「ふーん。ま、惚れてる様子は無いみたいで安心したわ」
「は？」

　鬱の言葉にロックグラスを落としそうになった。しかし、何言ってんだこいつという視線は変わらない。何言ってんだこいつ。

「どうやってペットに惚れるんだ？」
「そうやで大先生。グルッぺンが恋するとか想像できんわ」
「あー……確かに」

「てかどうするんグルッぺン」
「何が」
「言ってへんのやろ？」

「両親殺したんが俺らってこと」

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