黒に染る�─�gr） ページ15
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豪奢なベッドの上で、組み敷かれる女と組み敷く男。時折漏れる女の吐息は、まだ大人になりきれていない少女とは思えない程艶かしい。
グルッペンはキスをしながら、慣れた手つきでAの着る服を脱がしていく。ある程度脱がしたところで、彼女の鎖骨にキスを一つ。そのまま胸の上、谷間、お腹とキスの雨を降らす。擽ったそうに身を捩るAは、気付けばもう下着しか身に付けていなかった。
誰も触れたことの無い、触れさせた事のない肌は、陶器のように白く滑らかで、穢れを知らない乙女特有の清廉さがある。
それでいて、女と少女の境目にいる彼女の身体は、男を誘惑して堪らないほどに美しかった。頬を赤らめ縋るように見上げるその表情も実に扇情的で、グルッペンは満足そうに喉の奥で笑った。
二人はどちらともなく深いキスを交す。グルッペンは左手を彼女の右手に重ね、もう片方の手で耳を触り、優しく身体をまさぐった。
意識を手に向かせる為に、ガラス細工に触るような手付きで触る。しかし、胸や局部には一切触らない。
身体中にキスマークを残し、胸や局部の周辺を優しく撫でるだけで、直接触りはしない。そんな彼に意を唱えたのは、言わずもが焦らされているAだった。
「ね、ねえ、グルッペン……触らないの？」
「何処を？」
「え、ぇと、胸、とか……？」
「……それだけか？」
「ぇ、あ……えと……」
「ちゃんとおねだりしてみろ。できるだろ？」
グルッペンの煽るような台詞に、Aは顔を赤く染めあげて視線を逸らす。少し逡巡した後、彼女は羞恥で顔を真っ赤にしながら口を開いた。
「わたしの……ここ、も、さわって……」
「！」
なんとこの女、言うのが恥ずかしいからとグルッぺンの手を直接持って触らせた。これにはさしものグルッペンも驚いた。こいつ本当に処女か？
「く、くく、ふははっ！全く……男を煽るのが上手いな。本当に処女か？」
「え、うそ。私また煽るような事した……？」
「自覚無しとは……魔性の女だなお前は。いいゾ、合格だ」
満足そうに微笑んだグルッペンは、中指でショーツをツツ、と撫でる。そこはショーツ越しでも分かるほど濡れていて、今すぐ指を入れても容易く受け入れそうな程だった。
二、三回指の腹で撫でて、ショーツを降ろす。露わになったそれは、愛液を垂れ流し物欲しそうにヒクヒクと震えている。
グルッぺンの長い指がそれを擦る度、彼女は身体を震わせ吐息を漏らした。
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作者名：最後の晩餐参加者各位
x他1人 | 作成日時：2020年11月23日 20時
