#579 日輪刀の色・二 ページ12
「つきくさ色とは…」
珍しく、冨岡が話すというので、
みんな乗り出して聞いていた。
「空に浮かぶ月のことでは無く、
露草の古名なんだ。
露草はわかるか？
濃い青の可憐な花だ」
「「「ほおぉぉ〜〜！！」」」
何故か拍手をされてしまった(笑)
「俺の黄色はなんと言う色でしょうか？」
善逸がしのぶに訊いていた。
「善逸くんの日輪刀はたんぽぽ色だと
思いますよ！」
「それか菜の花色だね！」
しのぶと都希がそう言うと、
「なんだか善逸、いいなあ」
「なんだ、炭治郎、ヤキモチか？」
「いや、花の名前なんて可愛くていいなと。
ほら、俺なんて、漆黒だからなぁ」
「今まで漆黒の日輪刀を持つ鬼殺隊士は
どの呼吸を極めればいいかわからなかったん
ですが……」
しのぶがコホンと、咳払いして語った。
「炭治郎くん、
この蝶屋敷に
降臨した時のことを覚えますか？」
「もちろんです！
この世のものとは思えないほど
キレイな女神様でした！！」
「あああ、俺も生で
見たかったです〜〜！！」
炭治郎は偶然いたが、
善逸はいなかったのだ。
女好きの善逸は非常に残念そうだ。
「その女神様が炭治郎くん、
貴方を【日の剣士】と呼んでました。
貴方は水の呼吸を使う水の剣士で
ありながら、日の呼吸を使う
【日の剣士】なんですよ」
「そうだ、漆黒の日輪刀の剣士が
技を極めることが出来なかったのは、
日の呼吸がきちんと伝承されていなかったんだ」
しのぶが日の呼吸の説明をして、
宇髄がそれを補足する。
「それを偶然、俺が
ヒノカミ神楽として伝承されて
使うことが出来る…」
「お館様は今生で鬼舞辻無惨を倒すと
我々に発破をかけている。
それで、異国の客人よ」
煉獄が小さい姿のまま、
タイムに向き直った。
♪───Ｏ(≧∇≦)Ｏ────♪
日の剣士。
それは炭治郎のことです。
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7月12日の20時、
#580 リムーズカース
の一話のみの更新です。
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ミーニャ(プロフ) - 冷毬凜乃さん» こんにちは。お返事が遅くなってすみません。面白いと言っくださり、ありがとうございます。毎日更新するように頑張ります。 (2022年7月17日 19時) (
レス) id: 732fd95803 (このIDを非表示/違反報告)
冷毬凜乃 - めちゃくちゃ面白いです。更新がとても待ち遠しいです。できれば一日に作品を2，3個ほど書いてほしいです。 (2022年7月13日 21時) (レス) @page13 id: fe24340006 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミーニャ | 作者ホームページ：https://ameblo.jp/mienya-suzume/entry-12742086534.html
作成日時：2022年6月30日 19時
