#500 恋は炎 ページ8
※なんと今回で#500回です♡
もう少し続きます♪※
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「日本って感じでいいな。
じゃあ、またな!」
「ええ、またね!」
都希とタイムはお互いに手を振った。
「では、僕も仕事があるから帰ります。
ふたりは今夜はこの帝国ホテルに
泊まるんですよね?
都希さんの着替えと荷物はうちの者が
持って来てくれるのでホテルの
エントランスでお待ちください」
陰陽師の光雄が煉獄と都希に
挨拶をしてホテルの玄関から出て行った。
「ホテルでのお泊まり楽しみね、
杏寿郎さん…」
都希が後ろにいる煉獄に振り返った。
しかし、煉獄は物凄く難しい顔をして
悩んでいるようだ。
「うーむ……」
「あの、どうしたの、杏寿郎さん、
難しい顔をして?」
「この通路では何だから
君の荷物を持って来るから、
エントランスのソファーに座ってから話す」
なにかその雰囲気を都希は
【怖い】と感じてしまった。
大好きな人なのに、【怖い】なんて…
(杏寿郎さん、どうしたのかしら?
なんか怒ってる?)
なぜか都希は胸がきゅっと締め付けられた…
エントランスのソファーに並んで座ると、
煉獄はぐっ!と都希の肩を抱き寄せた。
「ひょわっ!?」
都希は変な声が出てしまった。
「杏寿郎さん、人が見てるわ…!
どうしたの?」
顔を赤くしながら都希は抗議した。
しかし、煉獄はそのまま一分程、離さなかった。
そして、目を伏せたまま、重い口を開いた。
「……あのキタムラというアトランティス人と
妙に仲良くしてなかったか?」
「え、あの人と?
そんな風に見えたの?」
「見えた!!」
煉獄が都希を肩を抱く腕に力が入る。
「い、痛いわ、杏寿郎さん…」
都希が顔をしかめる。
どんだけ力を入れてるんだ。
「あ、ああ、悪い…」
煉獄は力を少し緩めたが、手は離さない。
(も、もしかして、ヤキモチ焼いて
くれてるの!?)
♪───O(≧∇≦)O────♪
煉獄さんは炎の剣士。
恋まで炎を纏います。
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次回の更新は
4月10日の20時、
#501 令和の時代の
の一話のみの更新です。
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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations
作成日時:2022年4月4日 19時