#497 聖女 ページ5
※昨日は休んでしまい、
申し訳ありませんでした※
*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*
都希はステータスパネルの一番下を見た。
そこには、
『神聖魔法 所得レベル ♾』
とか出ていた……
(えええ、私の神聖魔法の所得レベル、
この8を横にした文字って、
もしかして……)
都希は考えてしまった。
(これは……)
「どうかしましたか?」
ラルラルーアの最高司祭である
ソラが都希に訊く。
それを聞いて意を決して都希は
口を開いた。
「いえ…この8を横にした文字って…
もしかして無限大、ってことですか!?」
「無限大!?
もしかして貴女のレベルは46以上ですか?」
ソラが乗り出して訊く。
「はい、レベル47とあります」
「成程。最高司祭の私ですらレベル41です。
貴女の職業は聖女と書いてないですか?」
「はい、
書いてあります」
「聖人、聖女はレベル46以上の人の呼び名で、
アトランティスにも七人しかいません。
このような東の果ての異国の地で
聖女とお会い出来るとは光栄です」
「あの、聖女とかそういうのはいいです。
ソラさん、この日本には鬼と言う、人を食糧とする
魔物がいるのです。彼らは太陽に当たると
塵となるんです。ですから攻撃系の神聖魔法なら
力のない私でも鬼を倒すことが
出来ると思うんです!」
都希は続けた。
「そして鬼の犠牲になる人をひとりでも
減らしたいのです!
鬼と命をかけて戦う鬼殺隊の人達の
負担を少しでも減らしたいのです!!」
都希は思わず熱く語ってしまった。
それを隣で聞いていた煉獄は、
(都希がそんなことを考えていたなんて…
俺たち鬼殺隊は望んでやっていることだから
気にしなくてもいいのに……)
それにソラは、
「太陽に当たると塵になる、と言うことは
アンデット系ですね。
それなら攻撃系の神聖魔法が効くでしょう」
♪───O(≧∇≦)O────♪
都希ちゃんの思いに煉獄さんは
気にしなくてもいい、と思ってるようです。
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4月7日の20時、
#498 神聖魔法の先生
の一話のみの更新です。
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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations
作成日時:2022年4月4日 19時