緋炎と桜花 #34【煉獄杏寿郎】【鬼滅の刃】 (ページ18)

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#510 マッサージ・二ページ18

(透き通るような肌とは
このようなものを言うんだな…)

煉獄は半ば感動していた。

「では、洗うぞ？」

「はい、よろしくお願いします！」

やっぱり体育会系のノリ。
煉獄は都希の背中をタオルで
適度な力で洗っていた。
それは絶妙で。

「んんー♡
すごく気持ちいいかもー♡」

思わず都希は変な声が出た。

「そうか？」

「杏寿郎さん、力あるのに
こんな微調整もできたのね！」

「君は俺のことを何だと思ってるのだ？」

「鬼殺隊で宇髄さんと二番手を
争ってる体力お化け！」

思わず煉獄の手が滑った。

「そんなこと言う子は、
もっと気持ちよくしてやるぞ？」

「はい？」

(どういうことかな？)

都希が振り返ると、煉獄はタオルを置くと、

「真っ直ぐ前を見てくれ！」

「はい？」

素直に都希は前を見た。
すると煉獄は都希の両肩に手を添えると、
もみもみと、肩を揉んでくれた。

「え？」

都希が戸惑っていると、

「都希……」

煉獄は真面目な声で彼女の名前を呼んだ。

「なぁに？」

「君の肩、この前鬼狩りに行った時に
会った時、肩を揉んであげたご老人の
肩より硬いな！！」

「ひっどーーい！！
おじいちゃんより硬いなんてー！！」

都希は煉獄のあまりの言いように
抗議した。

「あははは。
それはご婦人だったが。
それはともかく、疲れてるのだな！」

「そうかな？
普通に家政婦として蝶屋敷で働いてる
だけだけど…」

「背中もこってるから
マッサージしてやろう！」

「いえ、もう大丈夫だから…」

「遠慮するな！」

(もー、絶対、引いてくれないわよね…)

「それじゃあ、お願いします」

「うむ！！」

煉獄の両手のひらが、都希の肩甲骨をなぞり、
絶妙な力で背中を指圧する。

「ん…んんんー…」

(凄く気持ちいいかも…！
杏寿郎さん、うますぎ！！)
　
♪───Ｏ(≧∇≦)Ｏ────♪

まだまだお風呂場で
イチャついてます(笑)

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次回から【緋炎と桜花 #35】に移行します。
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次回の更新は
4月20日の20時、
#511 やりすぎ！
の一話のみの更新です。