#486 光雄の訪問 ページ9
そして朝ご飯を食べて、
都希は家政婦の仕事をしに、
蝶屋敷に出勤しようと玄関に向かった。
「じゃ、食器洗い、みんなで
よろしくお願いね」
「「はい!!」」
炭治郎と善逸が返事するが、
伊之助は返事しない。
ただ返事しないだけでちゃんと仕事するのだが。
「では、送って行こう」
「あの、杏寿郎さん、いちいち送って
くれなくても大丈夫よ?
たかだか歩いて十分くらいだから…」
都希は申し訳なさそうに言う。
「いや!!
俺が都希を送ってやりたいのだ!!
気にしなくても良い!!」
それに迷いのない大声で返された(笑)
「もう、わかったから。
じゃ、行きましょう」
「うむ!!」
ふたりで並んで蝶屋敷に着くと、
玄関の前でアオイが出迎えてくれた。
「ああ、都希さん!
大変です!!」
「どうしたの、アオイさん?」
「
お待ちです!!」
「え?賀茂先生が?」
賀茂先生こと賀茂光雄は陰陽師で、
陰陽道の都希の先生だ。
「なんの用でしょう?」
「しのぶ様が応対してます。
応接間にどうぞ。
あ、炎柱様もご一緒に」
なんだか煉獄のついで感が凄い(笑)
「うむ。何か急用かもしれん。
都希、行こうか!」
「はい!」
煉獄に促されて都希は蝶屋敷に入った。
そして、応接間に入った。
応接間は、三人掛けのソファーと、
一人掛けのソファーがふたつ、
そしてテーブルが置かれた、
洋風な部屋になっていた。
大きな窓から朝の光が差し込んでいる。
そこに、ザ・陰陽師!!と言う
狩衣を着た光雄が一人掛けのソファーに
座っていた。
その隣には屋敷の主のしのぶが座っていた。
「都希さん、おはようございます。
朝から押しかけてすみません」
光雄が都希が入ると立ち上がって挨拶した。
「賀茂先生、おはようございます」
都希も挨拶を返す。
♪───O(≧∇≦)O────♪
蝶屋敷には、道場の他に
応接間、居間、病室、客間など、
たくさん部屋があります。
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3月26日の20時
#487 日本の神の巫女
の一話のみの更新です。
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作者名:ミーニャ x他1人 | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations
作成日時:2022年3月21日 20時