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#483 自動翻訳装置 ページ6

昨日休んだので
今回は二話同時更新です。

*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

そのことを自室に戻って、
万年筆を取り出して手紙に書き、
それを白い小鳥の式神に変えると、
空に放った。

「じゃあ、お願いねー!」

すでに都希にはそのくらいのことは
できるようになっていたのだ。

「今のは?」

そこに煉獄が来た。

「ああ、あれは連絡用の式神ね。
賀茂先生に伝えたいことがあってね。
電話もあるけどまだこっちが早いわ」

「それは俺には言えないことか?」

煉獄が真面目な顔をして都希の顔を
覗き込んできたので、

「いえ?
説明するから居間でソファーに
座って待っててね」

都希はパタパタと部屋に戻ると、
居間でソファーに座って待っいた
煉獄の隣に座ると、
図書館から借りて来た
『アトランティスの神々』の本を
煉獄に見せた。

「この本、なんて書いてあるか、
読める?」

「難解な文字の羅列にしか見えないが…」

それはアトランティス語で書いてあり、
普通の日本人にはそう見えるのだ。

「それが、私には『アトランティスの神々』と
日本語のカタカナとひらがなと漢字で
見えて読めるの」

「ええ!?」

「しのぶさんの推測では、私は違う時空の
未来である令和から来たので、
その時空を越えたボーナスで自動翻訳装置が
ついてるらしいの」

「ぼーなす?」

「ああ、報酬とかいう意味ね。
今、思ったんだけど…」

「ん?」

「もしかしたら、百年後の令和と、
この大正の時代では同じ日本語でも
少し言葉が違ったのかもしれないわ」

都希は、はっと気づいたように言った。

「では、もしかしたら俺と都希は
言葉を交わすことが出来なかったかも
しれなかったかもしれなかったのか!?」

「でもよかったわ!
この自動翻訳装置のおかげで
杏寿郎さんとお話できるし、
こうして夫婦になれたのだから、
感謝しないとね!」

都希はにっこりと微笑む。

♪───O(≧∇≦)O────♪

都希ちゃんには自動翻訳装置が
ついてました。

お気に入りに投票してくださった方々、
本当にありがとうございます。
感謝、感謝です。
とうとう180人突破しました(≧∀≦)
感想もくださると飛び上がって喜びます(*≧∀≦*)

次回の更新は
3月22日の20時
#484 言葉が通じなくとも
の一話のみの更新です。

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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 鬼滅の刃 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ミーニャ x他1人 | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations  
作成日時:2022年3月21日 20時

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