#492 巫女装束・三 ページ15
思いっきり煉獄に褒められて、
思わず都希は照れてしまい、
「もうっ、杏寿郎さん、
褒めすぎよ!
これは、そう、私の戦闘服みたいなものなのよ!」
都希は煉獄の前でくるっと回って
「うんうん。
俺たちの隊服みたいなものだな!」
煉獄は座っていたのだが、
立ち上がって、まじまじと前から後ろから、
巫女装束の都希を見る。
「杏寿郎さん、見過ぎ!!」
ふたりがイチャついてる時、
「ただいま帰りました!」
と、炭治郎、善逸、伊之助が午前中の
修行を終えて帰ってきた。
「あ、炭治郎くんたちが帰って来たわ。
昼ご飯のしたくをするわね」
都希が台所に行こうとするが、
炭治郎たちに見つかった。
「あ、都希さん!
巫女装束着たんですか?」
「ものすごーーーく、
キレイですねえ♡」
「いやーん、
褒めたってご飯を大盛りにすること
くらいしか出来ないわよぉ!」
都希は照れて善逸の背中を
バーン!と叩いた。
「痛い、都希さん!」
「きゃー、ごめんなさい!」
この都希と善逸のやりとりに
煉獄は少しイラッとしていた(笑)
彼は炎の呼吸を使い手。
嫉妬の炎をめちゃくちゃ燃やしてらいた。
「それで、どうして急に巫女装束なんか
着てるんですか?」
炭治郎がもっともなことを訊く。
「ああ、私、なんか特殊能力があるみたいなの。
どんな異国の言葉の文字も日本語に見えるし、
どんな異国の言葉も日本語に聞こえるらしいの」
「それは凄いですね!」
「それで、アトランティス言う国の人が
私に会いたいと言うので、
戦闘服的な巫女装束に着替えたの♡」
「なるほど〜」
「そういう訳で、俺と都希は
午後から外出する。
夜には帰るから、しっかり修行するように!」
「「はいっ!!」」
炭治郎たちは煉獄の指示に元気に返事した。
それから、五人は昼ご飯を食べて、
炭治郎たちは昼からの修行に行った。
♪───O(≧∇≦)O────♪
煉獄さん、都希ちゃんと善逸の
やりとりに嫉妬の炎を燃やします(笑)
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4月1日の20時、
#493 帝国ホテル
の一話のみの更新です。
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作者名:ミーニャ x他1人 | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations
作成日時:2022年3月21日 20時