#367 眩しくて見れない! ページ10
煉獄と都希、ふたりの視線が
絡み合う。
しばしの間。
空気がピンと張り詰めた。
つい、炭治郎、善逸、伊之助も息を飲む。
そして、煉獄の顔が、
ボッ!!と湯気を立てて真っ赤になった。
そして、両手で顔を覆うと、
「いけない…都希が綺麗過ぎて、
眩しすぎて直視出来ない…
ウェディングドレス姿が
綺麗すぎる!!」
「もうっ、何を言ってるんですか。
ちゃんとお顔を見せてください?」
煉獄の目の前まで都希が来ているのを
彼は感じていた。
煉獄はそーっと顔を覆っていた手を退けた。
「杏寿郎さん♡
やっぱり王子様タキシードお似合いですね♡
私の見立てた通りです♡」
都希が優しく微笑む。
その微笑みを見た煉獄は、
何故がボロボロと涙を流してしまっていた。
「きょ、杏寿郎さん、
どうしたんですか?」
「いや…」
煉獄は涙を手で拭いながら、
「君と一緒にこういう幸せの門出に
いられるのが嬉しくて……」
「もうっ、大袈裟ですね…」
「いや、君がいなかったら俺は無限列車の
あの時、上弦の参に殺されていた。
今、俺が生きているのは君のお陰だ。
君に逢えて良かったと心から思う。
そして凍りついていたこの心を
溶かしてくれた君を愛することが
出来て幸せだと思う!」
「ちょ、ちょっと、人前でなに言って
るんですか!!」
都希は顔を真っ赤にしてあわあわしていた。
「わー、お熱いですねー♡」
「こういうのをらぶらぶというんだよね!?」
善逸と炭治郎がニヤニヤしながら
話していた。
「都希の持っている薔薇は赤か?」
「このブーケですか?
この薔薇は緋色です」
「緋色…」
「緋色とは赤にほんの少し黄色味帯びている
鮮やかな赤のことです。
英語で言えば【スカーレット】のことで、
伝統的に【炎の色】とされる色でもあります」
♪───O(≧∇≦)O────♪
煉獄さん、都希ちゃんが
綺麗すぎて直視出来ません(笑)
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次回の更新は
11月27日の20時、
#368 炎の色の薔薇
の一話のみの更新です。
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メロン♪ - 更新、無理せずに頑張ってください。 とても面白かったです。 私も鬼滅の刃の夢小説を書いています。 体に気を付けてくださいね? もし、良かったら鬼滅の刃の夢小説を読みに来てくださいね? (2021年11月20日 18時) (レス) id: 89b081aabc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミーニャ | 作者ホームページ:https://www.pixiv.net/users/8107694/illustrations
作成日時:2021年11月20日 18時