緋炎と桜花 #1【煉獄杏寿郎】【鬼滅の刃】

#11 名前を呼ぶ ページ12

「都希」

「はいいっ！！」

都希は思わず大声で返事していた。
かなりマヌケな返事だ(笑)

(えっ、えっ、えーっ！！
今、はじめて名前呼んでくれた？
キャー、どうしよう♡)

「そんなに暴れるなって。あんまり暴れると腕に
もっと力が入るだろうが」

「それは困りますー！
とにかく降ろしてくださいー！！」

そうしてやっと煉獄は都希を降ろした。
もの凄く名残惜しそうだ。
さりげなく、ふらつかないように
彼女の肩を支えてあげている。

「お嬢さん、こんばんは」

「あ、こここ、こんばんは！」

いきなり、美女のしのぶに話しかけられて
慌ててしまって噛みまくる都希だった(笑)

そう、胡蝶しのぶは美女だった。
絶世の美女とまではいかないが、
かなりの美女。
同性の都希でさえ、目を奪われるレベル。

(わー、凄いキレイな人ー)

その美貌に思わずぽーっとしてしまった。

「鬼に襲われていたといいますが、
お怪我はありませんか？」

「煉獄さんが助けてくれたんですが、その前に
鬼に爪で袈裟がけで服を切り裂かれましたが
怪我はしてないと……」

鬼に切り裂かれた胸の所を見ると
少しだけど血が滲んでいた。

「あれ？血、出てたんだ、
気がつかなかった……」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
やっとお姫様抱っこから降ろして
もらえました。

お気に入りに投票してくださった方々、
本当にありがとうございます。
感謝、感謝です。
とうとう二桁突破しました(≧∀≦)

頑張って毎日更新しますので
よろしくお願いしますm(__)m

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