好きでいてもいいですか part3

大切な友 ページ7

家に帰り、そのまま勇気にLINEした





今日あったこと、すべて話した





そのうえで、付き合ってほしいと言った








私の気持ちも消えるかもしれないし、何より勇気は私の事好きなわけだし、どっちも損はしないでしょ







そんな気持ちで、勇気と付き合った









学校に行くとすぐに勇気は呼び出されて、多彩な言葉を巧みに使い先生達を鎮圧






私は厳重注意ですんだ







琴美「ねぇ、勇気と付き合ったとかまじ？」





「まじ、だって好きだったし」






琴美「あたしにまで嘘つこうっていうの」






「別に本当だよ、西浦先生騙してたの上手くいかなかった残念笑」






琴美「A知らないでしょ。人を大切にするあんたが嘘つく時絶対に目を合わせないの」





「はっ、そんなことないし…見れるよ、ほら」





細めた目で琴美を見る




琴美「…最近、Aが大人っぽくなったのは先生のおかげでしょ？」




琴美「うちはー、とか言ってたのがいきなり私とか言い始めて…言葉使いも柔らかくなって、全部先生のおかげでしょ？」




「もーいいでしょ。帰るね」




先生の話に耐えられなかった




これ以上は無理だと思って、その場を立った





琴美「Aっ！！」




廊下を歩いていると後ろから突然名前を呼ばれた




琴美「あんたが何言っても、私にはわかるからっ！


なんでも相談して、待ってるから！！」




馬鹿




馬鹿馬鹿





「したいよ…琴美」





でも今本当のことを言えば、先生は先生ではなくなる




それは一番避けたいこと






なら、我慢するよ…なんでも、かんでも









ありがとう、琴美

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