真実と嘘と輝きと part2

母の想い ページ46

「そんな……母さん」




小さくそう呟くと、ルパンは言った




ルパン「お前の母さんは、これも発見してたらしいぜ」




そうして手渡された紙には、テソロ・サングレについてかかれていた




「…テソロ・サングレの、無効化？」




ルパン「それをすれば、電磁パルスに必要な高エネルギーの無効化ができる、お前の母さんだけが持つ技術さ」




次元「宝石の加工もできたのか……」




「それが本職だった、でもあんまり言っちゃいけないって……」




そしてAは歯を食いしばる




「ならなんで！！母さんは自分でしなかったの…ｯ
死ぬことなんてなかったのに」




五ェ門「A殿」




Aの肩を五ェ門が抱くと、ゆっくりと涙を流した







ルパン「そんなことをしちまえば、Aも殺されちまうからさ」






「ｯ……」




ルパン「だから隠れて暮らしていた、何かあった時にお前を守れるように」




それを聞くと、Aは顔を手で覆って座り込んだ

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