25 ページ25
植物園に着き、キングがいるであろう暖かく、日当たりの良い場所を探していく
それにしてもここほんとに色々あるよな。あ、あの花前までなかったな。なんていうんだろう
しばらく歩いていると、青々とした植物達の下で俺を呼び出した獅子の耳を持つ男、レオナ・キングスカラーが寝ていた
A『(呼んだくせに寝てんじゃん…)』
褐色の肌に艶やかな髪、左目の傷さえも似合ってしまうのは彼だからなのか
やはりこの人も顔が整っている
やっぱりこの学園、顔選んでるだろ
こんなにイケメンばっかり集まる学校なんて他にあるのか？？
レ「……おい、視線がうぜぇ」
A『あ、おきた』
おっと、見つめすぎたか？てかうぜぇって、あんたが呼んだんでしょうが。帰るぞ？
レ「ふあ〜、、俺の昼寝の邪魔しやがって」
A『あなたが呼んだんでしょうが』
レ「ああ、でも俺は来いって言ったんだ。人様をジロジロ見て睡眠を邪魔しに来いとは言ってない」
A『何屁理屈言ってんすか、帰りますよ？？』
レ「はあ……お前兄貴に何頼まれた」
A『何って…いつもと同じだよ。貿易相手の情報及び警戒すべき国の情報。まあ、いつも通り警戒する国なんてなかったけど』
キングは眉間に皺を寄せて、俺の顔を探るように見てきた
レ「ほんとにいつもと同じなんだな？」
A『まあ、他にも細かいのはあるけどいつもと同じですよ。ああ、でも強いて言うなら』
レ「強いて言うなら？」
A『チェカ様から次のホリデーの時にキングを連れて帰るよう依頼されましたね』
レ「……冗談だろ」
A『マジですよ』
レ「おい、その依頼受けてないだろうな」
A『え、受けましたよ？』
レ「は？なんでだよ。お前今までそうゆう面倒ごとやってなかっただろうが」
A『いやー…報酬が良かったかので受けました。王族専用の温泉使用許可と、宿泊代出してあげるって満面の笑みで言われたら…受けるしかないでしょ！』
レ「情報屋サマは温泉ごときで満足するようになったんだなぁ？」
A『なんでそうなるんだよ。てかいつも言ってるでしょう、やるかやらないかは俺次第だって』
レ「じゃあ俺が依頼してやるよ。チェカの依頼を取り消せ」
A『やりませんよ。というか…俺はこの学園では普通に過ごすって決めたんです。情報屋としてはよっぽどの事がない限りやりません』
そう、この学園ではシエフールとしては過ごさない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 342人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハン - まっっっっっっっっっっっっっっ、はぁん…サムさん尊…アベルきゅんかわい…無理好き… (2月23日 13時) (
レス) @page24 id: 714c56ddb1 (このIDを非表示/違反報告)
あんのお餅(プロフ) - モブ2も受けっぽい (11月29日 0時) (レス) @page43 id: 9d4a07154d (このIDを非表示/違反報告)
名 - 「アベルヘルプー」と言っているモブが好きです (9月26日 2時) (レス) @page21 id: 53a6b7bb1e (このIDを非表示/違反報告)
花奏(プロフ) - ひかりさん» 掴んじゃいましたか…うっかりです😅(( (9月17日 20時) (レス) @page17 id: 61bb4e52ee (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - …え？心臓掴まれたんですけど……尊 (9月17日 20時) (レス) id: b54df6e94e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：花奏 | 作成日時：2023年9月1日 21時
