【BL】俺が男子校に来た訳

◇ ページ32

ん？今なんて言った？？？





俺耳が悪くなったのかなぁ？？？









A「あっ、あの〜、先輩なんとおっしゃいました？」









眠衣「‥‥‥‥‥血が‥‥‥ほし‥‥‥」






眠衣先輩は、とてつもなくダルそうにそう告げた















先輩寝ぼけてないと思ったのにまだ寝ぼけてるのー！？！？
というか‥‥『血がほしい』ってヴァンパイアですか！？！？えっ、ちょっ、ここはゲームの世界ですか！？俺が逆に寝ぼけてんのか？

えぇーー‥。るみさんと間違えられてるし‥‥‥









俺の頭の中はパンクしそうだった









すると、先輩はだんだんと俺の方に顔を近づけてきて‥‥‥









A「先輩！俺は違います！」





俺は、必死に叫んだのだが、全く聞こえてないらしく‥









先輩は、俺の首筋に顔を埋めた









A「いたっ‥‥」









そして、眠衣先輩は力尽きたように俺の方に全体重をかけ倒れかかってきた







眠衣「‥‥‥すー‥すー‥‥‥」









えー。。。なんか、また寝ちゃった？







でも、これで俺の身は安全になった‥‥









というか‥‥ヴァンパイアって嘘じゃないですか‥‥‥






A「さてと、降りるか」









俺がソファーから降りようとした時









？？？「あー」

□→←○

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す