４１ ページ41
.
庭付きのマイホームを建ててからというもの暇さえあれば休日にあつまってしょっちゅうＢＢＱをしている俺らだけど、今日は『大毅に釣りをさせたい！』という�陲舛磴鵑燭辰討隆�望でいつもより足を伸ばして自然豊かな渓谷にやってきた。
赤「だいのおさかなどれぇ？」
緑「赤いバケツに入ってるで」
赤「んへへ！これ！だいとママのやから！」
橙「はいはい、了解しましたよ〜」
ボウズだとすぐ飽きたと言い出しかねない大毅に釣りの魅力をわかってもらいたい�陲舛磴鵑�仕事並みに下調べをした結果、２匹を釣りあげた大毅は大満足。
赤「りゅーせ！ママは？」
青「あー…あっちで�陲舛磴鵑箸泙青爐蠅靴箸襪錙�
赤「……」
意外な才能を発揮して大毅より釣りにハマったのは淳子のほうで、俺たちが火起こしや食事の下準備をしている間も�陲舛磴鵑搬臺�を狙ってスポットを変えて釣りを継続中。そんなふたりをみて�陲舛磴鵑房仕覆靴燭里�ぶーたれた顔で俺の手を引いて岩場を進む。
紫「──お、大毅、釣りしにきたんか！？」
赤「…ママあっちいくからこたきとやって」
突然の小瀧──呆気に取られる大人たちのことなんてお構いなしに俺と淳子をテントに連れて帰った大毅はしっかりと�陲舛磴鵑里箸海望�瀧を送りこんだ。
黄「あ！照史つまみ食いしてるやん！」
橙「しーっ！ほれ、淳子ちゃんも共犯や！あーん！」
黄「ん！？おいひい♡」
緑「淳子さんこっちもどーぞ」
黄「んぅ〜♡」
橙「ほんまおいしそうに食べる子やねぇ」
赤「……」
緑「大毅も食べてみる？」
赤「〜〜〜かみちゃんとあきときらい！」
大毅の大きな声にそこにいた全員がびっくりして固まっていると、釣りからもどってきた�陲舛磴鵑燭舛發垢阿飽柩佑紛�気を感じ取って小瀧が「なにこれ」と耳打ちしてくる。
赤「やーだー！りゅうせからはなれてっ！」
桃「うわわ、ごめんごめん…ほらもう離れたで」
青「……何がそんな嫌なんよ。おうち帰る？」
赤「だってうわき……」
黄「うわき…って…え、浮気？」
そんな言葉どこで覚えてきたのか──くわしく聞けば淳子が�陲舛磴鵝�神ちゃん・照史となかよくしてるのも、俺が小瀧と近い距離におったのもそわそわしてしまったらしい。
橙「淳子ちゃんとは友達やからなかよしやけど、大毅と流星から取ったりせんから。な、のんちゃん！」
桃「そもそもタイプとちゃうし」
それでいい、いいねんけど……何か腹立つな。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 440人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：26 | 作成日時：2022年4月26日 12時
