呼吸ですね＊ ページ32
三人の王子さまが､私を迎えに来る夢を見た｡
一人は明るくて元気で､
一人は静かで優しくて､
一人は､一人は……私にキスをした｡
妙にリアルな唇の感触｡
柔らかくて､温かくて､そのままでいたいような――
??｢…もう､大丈夫だよ､｣
――――.....
??｢ミウン!!しっかりして!!｣
ぺちぺちと頬を叩かれる｡
気づくとそこはプールサイドだった｡
｢うぅ…ん…?｣
GC｢大丈夫!?苦しくない!?｣
目の前には髪からぽたぽたと水を滴らせながら私を真剣な顔つきでみつめるチャニがいた｡
｢チャナ…?｣
BR｢ジニョンヒョン!!しっかり!!｣
バロヒョンの声がした｡横たわったまま声のした方を見ると､私と同じようにプールサイドに横になっているジニョンヒョンと､一生懸命ジニョンヒョンを揺すっているバロヒョンがいた｡
私は…この場にいる三人の誰かに…助けてもらったの…?
BR｢救急車!!｣
GC｢わ､分かった!!｣
私はチャニに上体を起こされる｡
GC｢救急車呼んでくるから早く着替えといてね!!｣
私はまだ状況が理解出来ていなかった｡
でも､とりあえずチャニの指示に従わなきゃ…
なんとなく､唇が熱くなるのを感じた｡
私…水中で人工呼吸されて…っ!?
じゃあ､私は誰かと､き､きききキスをーっ!?!?
5分後位に救急車が来て､意識のないジニョンヒョンを連れていった｡
CN｢俺らも後で病院にいこう｣
SD｢何があったの?何で､ジニョンヒョンが…｣
BR｢説明は後｣
GC｢ほら行くよっ!!｣
私はチャニに手を掴まれ急いで歩く｡
GC｢無事で良かったけど､よく水中に隠れようなんて考えたね｡死んじゃったらどうしてたわけ?｣
｢え…?もしかして､チャナが私を助けてくれたの…?｣
GC｢…そう思う?｣
チャニは小悪魔の様な笑みでくすっと笑った｡
その後チャニは何を聞いても答えてくれなかった｡
じゃあ…人工呼吸してくれたのは…チャニ?
車に乗り込むと隣にバロヒョンが座った｡
BR｢俺とジニョンヒョンとチャニが気付いたから助かったけど…気を付けろよ｣
｢ごめんなさい…｣
BR｢溺れてると思って慌てて助けにいったんだぞ?｣
｢え…じゃあバロヒョンが俺のこと助けて…?｣
私がそう聞くと､バロヒョンはふんっと鼻で笑った｡
BR｢さぁな｣
バロヒョンはそれだけ言って寝てしまった｡
…人工呼吸してくれたのは…バロヒョン?
バロヒョンなら私が女って知らないから抵抗無さそうだし…
私は一人で恥ずかしくなり､考えることを放棄した｡
ラッキーB1A4
サンドゥル
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ソンヨルlove(プロフ) - 更新頑張ってください応援してます(*^^*) (2012年12月28日 0時) (
レス) id: 8838fd5482 (このIDを非表示/違反報告)
マル(プロフ) - 美男ですねのココらへんのシーン好きです＾＾更新ガンバです！ (2012年12月10日 18時) (レス) id: 77b2311730 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 十字架きるとこねー!!ウインクするとこめっちゃにやけた笑 meがねw (2012年11月21日 7時) (レス) id: 84aa65f250 (このIDを非表示/違反報告)
日向(プロフ) - おもしろすぎて、みんなかっこよすぎて泣けますTT (2012年11月13日 17時) (レス) id: be3c1009e6 (このIDを非表示/違反報告)
もえきち(プロフ) - と〜ってもと〜っても面白くてきゅんきゅんしました!!美男<イケメン>ですねも好きだったのですごく面白いです!! (2012年11月13日 13時) (レス) id: c11d68fceb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：淵沢ミヨン | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/24minan7/
作成日時：2012年11月11日 17時
