3年A組人質クラス3 (ページ8)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:32,999 hit

人質１０５名ページ8

柊｢お前はよ～く頑張った

ほんとに普通の人なら絶対に壊れてた。

でもお前は自分を作って、殻に篭もって、自分を守った

景山にもバドミントンのことしか言ってなくてほんとに自分一人で頑張ってきたんだな

でももう一人で抱え込むのはやめろ。
追い込まれていくだけだぞ

今までは、ちょっとの捌け口として景山や喜志とかに話してきたかもしれないが景山はもう居ないし、喜志も捕まった。
卒業してから俺のところに通って俺が捌け口になれればいいかもしれないけど俺ももう長くない。誰に相談をするんだ？
居ないだろ？そしたらお前どうなる？

自分が自分じゃなくなっていくぞ

俺はお前に自分を保っていてもらいたい

少しずつでいい。作り笑顔を減らして、自分から近況を話したりして、甘えることを知っていけ｣

『甘えること？』

甲斐｢お前充分甘えてるとか思ってんだろ
違うからな。お前がやってるのは上辺だけ
俺らがお前に求めてるのは信頼がある甘えだからな｣

『うん？』

茅野｢気を使えよおまえらって勢いで話してよ。
別に誰も笑わないよ。お前そんなんも1人で乗り越えられないのかよって誰も思わない
乗り越えるための台になるからそのために出来ることをみんな考えると思うよ｣

柊｢ただの他人でもできることがあったりするんだぞ｣

諏訪｢あんた私の夢本気で考えてくれて、マッサージ法とか危なくないダイエット法調べてくれて、挫折しそうになった時ガチで怒ってくれたのに私にはそれをさせてくれないわけ？｣

水越｢中一の部活の時Aに姿勢治しなよとかアドバイス貰ったの嬉しかったよ
褒めてくれるだけじゃなくてちゃんとアドバイスしてくれたからタイムも上がってやる気もでてきたんだよ｣

里見｢お前俺がサッカー上手くいってない時も傍で励まして、対戦相手になってくれたりしたよな｣

須永｢お前いろんな人の事甘やかしてるくせに甘えないとかなしな。
これからなんでも話せよ｣

『どりょぐじまずぅぅぅぅ
ずごじずづだけどみんなにあまえさせていだだぎまずぅぅ』

石倉｢泣きすぎて何言ってんのかわかんねぇよ｣
兵頭｢顔ブスになってんぞ｣

『いじぐらとびょーどのばがやろぉー』