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亀裂 ページ30

「樹‥‥」

田中「なんな苦しそうな顔してんね、Aちゃん」








フワッと鼻を擽るのは樹の独特な香り

そういって、私をグッと抱えて立たせてくれる










「なんで、」

あなたはここにいてはいけないはず

それなのにどうして私の目の前に現れるのだろう










田中「なんでって、Aちゃんが通りすぎたから」

「えっ…」

田中「俺、Aちゃんがいるって気付いてたし」










そういって、ひどく優しい笑顔を零す

上手く隠れていたと思ったのに、全てお見通しだったのだ










田中「無視するなんて酷いじゃん、」

「酷いはそっちの方でしょ…」

田中「え?」









涼しい表情をしながら、全てわかってる彼に怒りを覚える

まるで私の表情を楽しんでいるかのようにこの人は私の心を掴んで離さない










そこから何も言えない私に










田中「なぁ、俺が助けてあげよっか?」










いつの間に樹の顔がすぐそこにあって、










グイッ、と手首を引っ張られて思わずよろける

ポスッ、と大きい身体に飛び込んでしまった











と、思ったその身体は











松村「何してんの?」











声色に怒りを覚えた北斗くんの身体だった











田中「…やっほ〜、北斗」











とても気まづい状況に樹の顔を見れないでいると、

そうとんでもない発言が聞こえたんだ

Do you know?→←実感してしまうんだよ



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文月(プロフ) - まゆみんさん» コメントの返信、遅くなってしまい申し訳ありません。今のところオチなどハッキリとは決めていないのですが、メインは松村北斗さん、サブで田中樹さんだと思って読んでいただけましたら幸いです^^ (2月8日 1時) (レス) id: aa3dc4d563 (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - 誰メインですか? (1月13日 19時) (レス) @page34 id: 66c22866d5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:文月 | 作成日時:2022年1月16日 22時

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