夕日の中で君と歩く (ページ19)

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19,　海っ！〜朝〜（貴方Side）ページ19

燐9時30分に外で待ってるな〜

Aうん!ありがと!

今日は待ちに待った海に行く日！

「そろそろ準備しないと！」

壁にかかった時計は8:00の位置を針がさしている。

この前買った向日葵のワンピースと、家にあった雫のイヤリングを合わせ、普段下ろしている髪をポニーテールに結ぶ。

その後軽くメイクアップし、持ち物を確認したら9:30になるのはすぐだった。

「やばっ、でないと！」

行ってきます！、と誰もいない家の中に告げ、扉にカギをかける。

「よっ！」

「燐！おはよ〜！、、っ！//」

声がして振り返ると、赤と黒のチェックの服に黒のダメージジーンズを合わせた燐。

「んぁ、どした？」

「っ、なんでもないっ!!行こっ！」

いつもと同じ通学路の道、隣には幼なじみ。
普段と変わらないのに、どうして、？//

「超楽しみだな！」

「、うんっ！」

二人で待ち合わせの明くんの家へと歩く。

空は雲一つない晴天で、夏の日差しがギラギラと主張している。

「ビーチバレーとかしたいな〜♪」

「お、いいな〜！w」

そんな話をしながら進むと明くんの家にはすぐ着いた。

「Aちゃん、燐ちゃんおはよ〜！」

「おはよ〜！」

「はよ〜」

辺りを見ると、壱くん、雨夜くん、晴さん、ルカくん、由比くん、舞斗くんがすでに着いている。