15, 続き(貴方side) ページ15
光緒くんに連れられ、女の子に溢れる店内を
くるくると見回る。
「どーですかぁ〜?あ、ワンピース系かビキニ系、どっちがいいです?」
「んと、毎年ワンピース系なんだよね。」
質問にそう答えると予想外の答えが返ってきた。
「じゃあ思い切ってビキニ系にしましょー♪」
「ぅえ!?え、ちょっ!?」
そう言い次第、私を引っ張って店内を張り切って捜索する光緒くん。
数え切れないほどの形、色、飾りなどの組み合わせを見回り少し疲れてきたとき、
「わぁ、! 綺麗な色、、!」
目の前にあった淡くて薄い赤色のビキニトップスに目が惹かれたんだ。
「お〜、Aもやりますねぇ〜、リンリンの色じゃねーですか〜♪」
「かっ、からかわないで光緒くんっ、!!」
でも、凄く可愛い、、。
トップスは、片方の肩がオフショルダーになっている赤色で、ボトムスは白の地に色の薄まった小さい花柄が刺繍されたビキニ。
「、、それにしまぁすか〜?」
「んぇ?」
「露出は嫌かも〜、って言ってたのに、リンリンの色って言ってからすっげぇ見てるですよw」
そう言われ、改めて目の前の水着を見る。
「うん、これにしようかな(笑)」
自分でもびっくりした。肌も出してビキニだなんて。
でも後悔してないし、むしろ早くこれを着て海に行きたい、、!
そう思いながらレジを済ませ、光緒くんと二人で明くんの元へと戻る。
「おまたせ、明くん」
「おっかえりー!どーう?いいの見つかった?✨」
「Aったら凄いんでぇすよ〜、りっ、((」
光緒くんが言い出しそうだったので急いで止めて、明くんに次はどこかと聞く。
「次は小物ね!それは俺もいていいでしょ?」
「うん!もちろん!w」
少し寂しそうにした明くんを見て、子犬みたいと思ったことはナイショかな〜、(笑)
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作者名:如月 聖来 | 作成日時:2022年8月20日 14時