【 センラ 】 校 則 違 反 。

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「 ………センラくん 」

ぽつり、呟くようにセンラくんの名前を呼べば「 どうしたんですか？ 」と返事を返してくる。


「 あのさ、」
「 ん？ 」

「 _______ センラくんは、いつから私のことが好きだったの？ 」


ふと、疑問に思ったこと。正確にはいつ好きになったのか ではなく " どうして急にこんなにアプローチしてきたのか " が正解だが。

ただ私は煙草を吸っていただけで。……いや、だけではないが まあ 煙草を吸っていたのをセンラくんに見られて。急に告白されて。告白で終わればいいのに、そこからずっとアプローチが続いて。


いくらなんでも 急すぎるんじゃないか って。

そう思ってしまったのだ。


センラくんの方を ちらり と見れば表情は変えずに何も喋らないセンラくん。ちら と私の方を見た後、センラくんが口を開く。



「 ……どうしてまた急に？まあ、そうですねえ。一年前からは好きでしたよ 」


一年前、一年前……。
センラくんの答えを聞いた瞬間、何故急にアプローチしてきたのか という疑問は大きくなって。「 そういう訳じゃなくって 」と言えば「 なんで急にアピールしてきたかって事、ですか？ 」なんて聞いてくるセンラくん。


「 ………なんで、また急にそんなことを。そしてそれを、なんで先生に教える必要があるんですか？ 」



_______ ああ、まただ。
センラくんだけが、別世界にいるような。" 俺の世界に入ってくるような " 、口では言ってないけどそう思っているような気がして。
笑っているのに、目は笑っておらず 光はこもっていない。思わず 怖い なんて思ってしまう。


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何度も何度も宣伝してすみません；
【 となりの坂田 】深夜0時のおひめさま。
坂田さん新作です〜！いつもと書き方が違って改行をあまりしておらず文字つめつめで少し読みづらいかと思いますが暇な時にでも良ければ…！！



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