見習いが可愛過ぎて過保護なお姉ちゃんポジに成ったら何故か見習いと刀剣男士で戦争が始まった【刀剣乱舞】 (ページ33)

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嫉妬３１回目ページ33

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『あー、朝ご飯の魚の骨刺さったまま何だけどクソいってぇマジワロー…。

　それで、政府の奴…役人が来る本丸は危険って事。対策方法が見つかってないからインドアヒッキーマウスしてろってさ』

「…つまり、私達は危険という事ですか？」

『既に襲われて破壊された刀剣が出るくらいだから…ねー』

「死ぬかもしれないんですか…」

『大丈夫、襲われた本丸の事例を集計すると、審神者・刀剣男士・見習いの順らしいから』

　私が時間を稼げば皆助かるだろう。それに、スタイリッシュに本丸も引き渡せられる。

　どんなに嫌いになっても私に付いて来てくれた刀剣達と見習いは守らないといけない。

　私にそれが出来るかって？五分くらいが限界。

「でも…Aお姉様がぁ……」

『まだ来てないまだ来てない、もしかしたら来ないかもしれないから』

　それに私が死んで泣くのは親と彩ちゃん位だろーし。

　あいつらも…泣くと思う。嬉し泣き。

「主様、居ますか…？」

『五虎退？どしたん主様が恋しくなった？』

「主…？」

『あっ、保護者付きかーそっかー』

「えっと、虎くん見かけませんでした？」

『えっ…えっ？彩ちゃん、見た？』

「…見たような見てないような」

　あの虎を見失うってどこか穴場でもあるの？

　虎くんが居なくなるのは大体…何かある時とか…お腹すいた時とか？

「少し戦闘の練習をしようとしてたんです…うぅ」

『分かる分かる！春休みだもんね、蝶とか追いかけたくなる位メルヘンに生きたいよね！』

「ああ、思い出した。虎なら門から出て行きましたよ？」

『まさかの家出』

「大将！五虎退の虎が傷だらけで帰ってきたんだが…」

「薬研、何処で見た？」

「ああ、いち兄達も居たのか…門の前に」

　やべーよここ花丸じゃない薬研しか居ないし虎って刀剣に入るの？鳴狐のお供的な立場だよね。

　…ひとまず治療しないと、

「…どう見てもハロウィンに出て来そうな包帯グルグル」

『彩ちゃん少し黙ろうここにちゃんと治療出来る人は居ない』

「そういえば、これって切り傷ですよね…検非違使の仕業だったり」

『……まっさーかー』