見習いが可愛過ぎて過保護なお姉ちゃんポジに成ったら何故か見習いと刀剣男士で戦争が始まった【刀剣乱舞】

嫉妬２４回目 ページ26

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　何か此処に愛着湧いて来たな……引き渡すのいつにしよう。どうせなら悪役のままで終わりたいな。


　彩ちゃんの所に行くしかないか！



『彩ちゃん居ます？居ますね、少しこっち来て』


「はい…？」



『急にごめんね、引き渡しをいつにするかとかその他諸々の事、ぜんっぜん決めてないからさ…



　今決めよう！』



「…研修期間の事を考えて、…今月か来月の方が余裕が持てますね」


『んー、じゃあ来月で良いかな。今月はその為の準備とかがあるから…』



　早めに引き渡さないと、ここに居たくなっちゃうからね。今月はもう下旬だし、来月で良いよね？ね？



　暴言を吐かなくなったし、多分、私の事は“嫌い”から“無関心”になったんだと思う。


　嬉しい様な、寂しい様な…まあ、私に興味を持たなくなったのはとても良い事だけど。



『じゃあさ、来月の１０日にしよう！』


「…はい！それなら準備も出来ると思います！」



　来月の１０日は私にとっては大切な日だったと思う。確か、私がここの主になった丁度…何年だっけ？



　日記とか書いてたっけ、それか日記を書いてる刀剣男士は居ないかな。



『うん、それじゃ宜しくね〜』




　そのまま自分の部屋に戻って、日記がないか探す。



『……４月の１０日か…キリが良いのか悪いのか分からない日だな』



　何かの紙に書かれていた。捨てていないとは偉いぞ、昔の私！


　初期刀は加州で一番最初の鍛刀で来たのが乱。極が来た時すっごい喜んだっけって思い返しちゃ駄目だ私耐えろ私。




　それにしても、私の部屋ってこんなに散らかってたんだな、纏めたと思った書類はヴァッサー状態。



　これだけ散らかってるのによく怒られなかったな。

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