儚い恋 (ページ13)

今日:6 hit、昨日:39 hit、合計:95,601 hit

・ページ13

その日の夜は私の家族と北斗の家族でお祝い。

北母「寂しくなっちゃうね、Aも北斗もいなくなると」

母「てっきり私はAとほっくんは結婚するんだと思ってたから(笑)」

北父「北斗にAはもったいないよ。Aにはもっといい男がいるよ絶対」

『本当おじさんとおばさんにはお世話になりました。おじさんは本当の娘みたいにかわいがってくれたし、北斗もおじさんに似ればもっとモテたと思う。』

「お前なぁ、父さんは喋りすぎなんだよ。Aより俺可愛がってくれよ」

北父「北斗も可愛いぞ！！二人ともおれの子供だ！！(笑)」

母「私も感謝してるよ。Aには父親がいなくて私も仕事ばっかりでさびしい思いさせてたから真由ちゃんと忠くんに面倒見てもらって本当に感謝してもしきれない。ありがとう。」

北母「いいのよ！私たちも楽しかったから。北斗もなにかとAにいろいろ助けてもらったと思うし。」

「俺が助けてたんだよ」

『なんでよ！いつも北斗の相談乗ってあげてたの私でしょ？』

「お前が転んで泣いて帰れなかったときおぶってやったの誰だっけ？重かったなぁ。」

『うざっ！誰もおぶってなんて言ってないし！』

母「もうわかったから！喧嘩するほど仲がいいって言葉が一番似合うよあんたたちは」

北母「本当ね」

「仲よくねぇし別に」

北父「最後くらい素直になれよ二人とも」

『別にずっと素直だし！』

北母「はいはい。ふふっ」