<リレー小説版>GO！勇者育成学園！〜入学編〜

大怪獣【相田真冬/月野姉弟】 ページ39

｢っ……！？｣

私は、咄嗟に受身を取った。

何、あの怪獣……！？

街の人に被害があったら大変だよね……！

｢あいつは私がやるから2人は街の人に避難指示出して！優！狐になって！真冬、小さい子がいたらその子の聴覚をなしにして、音で怖がる！あ、ついでに失明するかもだから視覚も低くしといて！私の視覚は相手の能力がわかるやつ！｣

私はとっさに二人に指示を出した。

真冬は私の視覚を上げ、優は狐になり真冬を乗せてセンター街まで飛んでいったのだった。

危ないもんねっ……！

｢っ凪！手伝って！あいつの周りを風邪で囲める！？｣

私は後ろにいた凪に言う。

凪はハッとしてから

｢ああ！｣

と言ってくれた。よし！

私はすぐさま猫になる。こっちの方が身動き取りやすいもん！

凪が作ってくれた風に乗り、順調に怪物に近づいて行く。


｢どっっっっせいやぁぁぁぁぁ!!!!!!!!｣

私は耳についている装置を凪に投げて、光の力を全力にした。大怪獣は悶える。

これだけで効く？んな訳なーい！

使えそうな能力持ちはっと……！

あ！

｢そこの君！私に槍か銃投げてくれない！？｣

私は真っ白い髪の女の子に向かって言う。その子の能力は完全再現ね！

｢え！？威力落ちるよ！？｣

その子はびっくりして言うけど、関係なぁい!!

｢いいから！私を信じて！｣

その子は少し戸惑い次の瞬間

｢もう！僕は知らないよ！｣

私に向かい銃と槍を投げた。

おっしゃあ！

｢そこの角はえ少女！手伝って！闘おう！｣

私はまた少女に声をかけた。その子に向かって槍を投げる。その子は最初戸惑っていたが、すぐ様

｢分かった！｣

と言って、槍を持つ。おっしゃあ！私は大きな猫になった。

｢ほら、乗って！｣

私はその少女に言う。この子は思い込みか……よし！

｢角ガール!!自分は強いって思い込んでからその槍をあれに突き刺して！｣

私は大声をだす。この銃使いやすっ

｢あっと、再現少女！センター街に行って！避難指示出してあげて！｣

私は今のうちに下にいる少女に言った。おっし！

と、角ガールは準備できたのか

｢アレに近づいて｣

と指示。よし！

｢ほい！頼んだよ！｣

私は猛ダッシュで近づくと、その少女は槍を突き刺してくれた。

おお、ありがたやー！

っと、暴走する前に！

私はゆっくり少女を降ろしてから凪から耳の装置を受け取った。

避難、できたかなぁ……

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