☆[ザラ＆アルデラ＆ナソス]Twinkle Kiss -星々の導き- ※百合＆口調崩壊注意 ページ45
澄んだ空気を求めて、外に出てみる。
空に浮かぶ星達が、私を出迎える様に瞬いていた。
…それは流石に言い過ぎか。
でも、そう思う程に美しかった。
こんな時に、隣に誰かがいたらなぁ。
好きな人すらいない私には到底無理な話だ。
広場の中の、比較的人の少ない場所にあるベンチに座る。
体重を掛けた音が、冷えた空気を更に冷たく感じさせた。
と、すぐ近くに見知った顔が。
『ザラ！』
「あら、A。貴女もお出掛け？」
『うん。ちょっと出歩きたくなって。』
「私で良ければお付き合いするわよ。」
『本当？じゃあ歩こうよ。』
彼女の肯定の返事と共に、その場から立ち上がる。
暫く二人で歩いていると、前からまた二人知り合いが歩いてきた。
「おや〜？Aにザラじゃないか！」
「こんな夜に二人だけでお散歩なんて、訳ありって感じ？」
「別に訳なんて無いわよ。」
『アルデラとナソスもお出掛け？』
「アタシ達はクエストの帰りにブラついてたのさ！なぁ、ナソス！」
アルデラは私とザラを繋げてくれて、
ナソスは良く私を遊びに誘ってくれる。
二人共、私にとっては大切な人達だ。
「うん！ねぇ、ここで会ったのも何かの縁だと思うから、
今から遊びに行かない？」
「四人で？良いじゃないか！」
「私も賛成よ。たまには皆で過ごしたいわ。」
『うん、私も良いよ。』
賛成するが、言い出したナソスはこう言ってきた。
「違うよ。Aと二人きりで遊びたいの。」
「水臭いじゃないか。どう言うつもりだい？」
「そのままの意味だよ。四人じゃなくてAとって事。」
問いただすアルデラにナソスが淡々と答える。
「分かったら邪魔しないでね。
私がAの事好きなの、二人も知ってるでしょ？」
…え？
「それとこれとは違う話だろ？
ナソスばっかり独り占めしてズルいじゃないか。
アタシ達だって好きなんだからさ。」
「今日最初にAと会ったのは私よ。
彼女と遊ぶ権利は私にもあるわ。」
『待って、どう言う事？』
耐えかねて訊くと、訊き返された。
「気付いてなかったの？私達、三人共貴女を愛しているのよ。」
こうなったら直接訊こうよ。
誰かがそう言った。
「私よね、A。」
「アタシだろ、A！」
「私だよね、A？」
…ねぇ、決めてよ。
〜〜〜
百合が書けなくなってるなあ。
オリジナルの方でリハビリしないと。
リクエストありがとうございました！
リクエストの受け付けは終了しました！
残り四ページは私の書きたいものだけを書かせて頂きます！
☆[エルドゥール]Crystal Clear Blue -この物語をしい様に捧ぐ-→←☆[フルシュ]分け与えるもの
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 18人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「短編集」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
螢羅(K-Ra)(プロフ) - アメジストさん» ありがとうございます！どうぞ他の作品も楽しんで下さい！ (2020年1月28日 18時) (
レス) id: b7b3ad2127 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - 完結おめでとうございます！。寂しくなってしまいますが、これからも貴方様の小説を読みます！。アンデルの長編も楽しみにしてます！。それでは、またお愛しましょう！！。 (2020年1月28日 17時) (レス) id: 0a7b322e74 (このIDを非表示/違反報告)
螢羅(K-Ra)(プロフ) - アメジストさん» 応援ありがとうございます！これからも楽しんで書いていきます！ (2020年1月15日 19時) (レス) id: b7b3ad2127 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - メッセージを見ましたが、改めまして、リクエストばかりで申し訳ありませんでした！。そして、自身で書きたいものもたくさんあったにも関わらず、リクエストを、お応えいただき、誠にありがとうございました！。これからもこの小説はもちろん、他の小説も応援してます！ (2020年1月15日 19時) (レス) id: 0a7b322e74 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - そうでしたか！。読んでみます！。 (2020年1月15日 7時) (レス) id: 0a7b322e74 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
