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☆[エミリア&ヴィオラ&ラフィソル]彼女以外、何もいらない。 ※軽い百合描写有り ページ11

愛を知らない私に、愛を持って接してきた彼女。
アリィと名乗る女とはまた違った雰囲気を持った彼女は、
私の心に平然と入り込んできた。
逢瀬を重ねる内に、私の凍り付いた心が
溶けていく様な妙な感触を覚えた。
そして遂には。
「…A、待っていた。」
『うふふ。早くラフィソルさんにお会いしたくてたまりませんでしたわ。』
おっとりとした雰囲気も併せ持つ彼女のペースに
気が狂いそうになった私はもういない。
「今日は、どうする…?」
『貴女のしたい事に、私は着いていくだけですわ。』
光の中心にいる筈の彼女に、愛情を感じてしまっていたからだ。

彼女が私の髪を撫でようとした時、その者達は現れた。
「あ、見つけた!
A様!こんな所にいらしたのですね?」
「…!エミリアさん、ちっと待つベ!
A様と一緒にいるあの人、何か様子がおかしいべな!」
『あら、エミリアさんにヴィオラさん。』
「…私のAに何か用か。」
Aの知り合い、と言った所か。
だが、私に敵意を向けている様にも思える。
「私のって何よ!A様は私達にとっては大切な方なんだから!」
「んだんだ!アンタなんかに渡す訳無いべ!
A様!早ぐこちらに!」
『もう、ケンカなどなさらないで下さいな。
ラフィソルさんは私の大好きな方なのですから。』
私から見た部外者二人に対して、
ゆっくりとした口調でそう言い返す彼女。
……大好き、か。
ならば、私もその想いに応えてやらなければ。
彼女の右手を片手でそっと持ち上げ、その甲に口付けを落とす。
そして唇を離すと同時に、彼女を私の元へ抱き寄せた。
『え…?ら、ラフィソル、さん…?』
流石の彼女も驚いたか。
「…急に済まない。私も、Aの事が好きなのかも知れない。
だから、あなた達の所へは行かせられない。
どうしてもと言うのなら、私と戦って貰う。」
二人を見据えてそう言う私に、二人が身構えた。

これは、私に芽生えた初めての他者への想いなのかも知れない。
だからこそ私は、私自身の<愛>と言うものを大切にしたいのだ。
Aは私のもの。
もし邪魔をするなら…、彼女以外の全てを消し去ってやる。
〜〜〜
一度書きたかった女主ハーレム!
ラフィソルはぷよクロをやり込めていない為、
イメージとはかけ離れたものになってしまいましたが…。
ぷよクロとは違う世界軸と言う目線で読んで頂ければ。
更にハーレム度を上げる為、仄かに(?)百合っぽくしてみました。
リクエストありがとうございました!

☆[戦乙女ダークアルル]Valkyrie of Darkness -たとえ闇に堕ちても- ※男主&薔薇(?)&微キャラ崩壊注意→←☆[キューマ]Pace Down -空回り、やがて…。-



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螢羅(K-Ra)(プロフ) - アメジストさん» ありがとうございます!どうぞ他の作品も楽しんで下さい! (2020年1月28日 18時) (レス) id: b7b3ad2127 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - 完結おめでとうございます!。寂しくなってしまいますが、これからも貴方様の小説を読みます!。アンデルの長編も楽しみにしてます!。それでは、またお愛しましょう!!。 (2020年1月28日 17時) (レス) id: 0a7b322e74 (このIDを非表示/違反報告)
螢羅(K-Ra)(プロフ) - アメジストさん» 応援ありがとうございます!これからも楽しんで書いていきます! (2020年1月15日 19時) (レス) id: b7b3ad2127 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - メッセージを見ましたが、改めまして、リクエストばかりで申し訳ありませんでした!。そして、自身で書きたいものもたくさんあったにも関わらず、リクエストを、お応えいただき、誠にありがとうございました!。これからもこの小説はもちろん、他の小説も応援してます! (2020年1月15日 19時) (レス) id: 0a7b322e74 (このIDを非表示/違反報告)
アメジスト - そうでしたか!。読んでみます!。 (2020年1月15日 7時) (レス) id: 0a7b322e74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:螢羅(K-Ra) | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年4月28日 15時

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