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人目につかない所を選んだのは分かるけど
「寒すぎ...」
羽織も何も着ないでいつも通りに来ちゃった
今から取りに行こうかな...
SG「わっ、寒〜 え!ばかなの?!」
緩いスウェットにパーカーを羽織ってきたスングァンくんはそのパーカーを私に着せてくれる
「ごめんなさい」
SG「外なんだから!暖かくしないと!」
ちょっぴり叱られちゃった
そもそも外にするなよ とも思ってしまう
でも 正解だったかも
月に照らされる彼の横顔は いつもステージで見る 私が惚れた アイドルのスングァンだから
男らしくて どこか優しい
SG「まず...昨日はごめん」
「え?」
SG「僕もなんであんなことしようとしたか分かんなくて 」
照れくさそうに笑ったスングァンくんは
私の手をとって視線を合わせる
ごめんね?と言う彼の顔はほんとに優しい
「さっきはごめんなさい」
SG「うん、無視されてちょっと傷ついた」
「それは本当にごめん...」
SG「だからA怒ってるよなって思ったんだ、嫌だったよね、ごめん」
違うよ 嫌だったんじゃないよ
「私が欲張りだったから...
その先を望んで拒まなかった。
私は スングァンくんに特別なものを求めててっ...今まで普通じゃなかった事が当たり前になっちゃってたから、贅沢だって分かってるよ、でもっ、私 スングァンくんがっ...」
好き
そう言おうとした時 ((ガタッ))
振り返ると ミンギュとハニ様
SG「...はぁ、ほんと」
JH「や、やー!ミンギュ!」
MG「えっ!俺?!今のヒョンだったよ?」
JH「スングァンが上手くやってるか気になっただけだよ!ごめん!ほら!いくぞ!」
言いそびれた だけど今じゃない気がする
だから ちょっと2人に感謝だよ
SG「ん!」
手を出してきたスングァンくん
SG「仲直りの握手!」
なんて可愛いことをするんだ
私は手を重ねた
((ぐっ))
一瞬にして包まれた 彼の香りに
鼓動が早まって 熱くなって
冷たい風が 熱い顔を撫でていく
SG「泣かせたくないから」
「っ____!」
聞いたことの無い低い声が 私の耳元で震える
ぎゅっと強くなった力に 私の心もギュッと締め付けられる
SG「辛くなる前に僕に頼って」
私の肩を持って 目を見て笑った彼
気づいちゃいけない気持ちは もう開花していて
彼の瞳に 恋に
「堕ちた」
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さささ。(プロフ) - きむちさん» コメントありがとうございます(´˘`*)めちゃくちゃ嬉しいです(;_;) ウォヌくんの作品は自分でも大満足の作品なのでそう言って貰えて嬉しいです(;_;) これから沢山お話作ってくので良かったら見てってください〜(;_;) (2019年10月13日 16時) (レス) id: 8a6e8d3308 (このIDを非表示/違反報告)
さささ。(プロフ) - 凛音さん» コメントありがとうございます(;_;)推しが一緒だなんてっ!偶然じゃなくて運命ですかね(殴)ぜひ最後までよろしくお願いしますm(_ _)m (2019年10月13日 16時) (レス) id: 8a6e8d3308 (このIDを非表示/違反報告)
きむち - 初めまして~…昨日からこのアプリに頻繁に出入りしてるんですけど、さささ。さん作品全部見てます!あとはこの物語の残りとジュンのphotoだけです!!個人的にはウォヌのGetting clotherが好きです!これからお世話になります!よろしくお願いします!笑 (2019年10月9日 22時) (レス) id: 5ad6663c65 (このIDを非表示/違反報告)
凛音(プロフ) - セブチ好きなんですね! 偶然にも、推しが一緒でビックリしました! 作品とっても面白くて、大爆笑させてもらってます! 頑張ってください! (2019年9月15日 14時) (レス) id: 8fcd964751 (このIDを非表示/違反報告)
さささ。(プロフ) - みぃさん» YouTubeはいつも見る専でして(´˘`*) 見ていると口調やら表現の仕方似てきますよね(笑)私もほかの作品見てるとあれ、この人?とか思います(笑)これを期にYouTubeはじめようかな...なんて(笑) (2019年8月10日 14時) (レス) id: 1d0b48d693 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さささ。 | 作成日時:2019年7月14日 8時