マネージャーは元Carat

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SC「A〜お風呂どうぞ」

「分かりました」





メンバー全員お風呂に入り終わったようです
シャンプーとか色んなものは全部自分の物を使うから専用パックを作ってお風呂に向かいます

いつものように髪を乾かしていい香りのトリートメントとお気に入りのボディークリームをつける
スキンケアも終わって 肌がもちもちになった所で
さて、リビングへ戻ってデスクワークです






「さむ〜」





ココアでも飲んで暖まろう






SG「A？？」

「スングァンくん、どうしたの？ココア飲む？」





振り返るとフリーズしたスングァンくん
ん？？？なんで？？？

あら？待って私 スッピン...
ひやぁ〜！！！ 声にならない叫びとはこういうことを言うのでしょうね！！！終わった！この世の終わり！！！推しにドン引きされるっていうこの世の終わりです！！！！




((両手で顔を隠す))





「お見苦しいものを見せてしまいましたね
ははは〜失礼しました〜」

SG「スッピン？ほんとに？」

「辞めてください！恥ずかしい！」

SG「隠さないでよ見たいから！」





スングァンくんってなに？キモイものを見たくなる趣味？集合体を敢えて見に行くスタイルの人？やばいよ？いやそれも可愛いけどさ！






SG「わ！下！」

「へ？」

SG「隙あり！」





さすが男の子スングァンくん
圧倒的な力の差で私の腕は抑えられてしまいました






SG「顔上げてよ 」

「無理ですっ...」





なんだこれ 最近 外出先でみたバカップルじゃねえか
恥ずかしいったらありゃしないよ






SG「おねがい！なんでもするから！！」

「泣かせていいですか？私 スングァンくんの泣いた顔好きなんです」

SG「ん？w｣

「じゃあツーショット撮ってください」

SG「お安い御用です」





ゆーっくりと顔を上げると 黙った彼
化け物みたいな顔してるの分かってるよ？！




「な、なんか言ってくれても...」

SG「あ、や、ごめん！その...」

「気遣わないでください」

SG「可愛くて、ごめん

飾ってるAも可愛いけどさ スッピンも、うん」





なんだこの人 私のほっぺつんつんしてもちもちだね〜って。 恥ずかしすぎる



「お、お世辞でも嬉しいです...」

SG「本気だって〜」



じゃあおやすみ なんて頭に手を置いて行ってしまった彼

私の知っているスングァンはもっと可愛くて女々しくて照れ屋さん
なのに今の印象は完全に



「無自覚たらし...」



やって行けるのでしょうか

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