【花京院典明】救済【ジョジョ】

理解者3 ページ4

A、AA…

君はどうしてそんなに遠いんだ、戻っておいでよ
まるで君は月のようでどんなに追いかけても追いつかない、それはそうだ宇宙にも飛んでいかない限り行けないけど、そうじゃないあの位置に空にあるからAはいるのだと分かった

_________

らしくないなメルヘンな考えをするなんて、しかもあんな手の届かない場所
嫌な夢だな

そうだお土産を買ってあげなくちゃあな
A、怒るかもしれない。それはいけない
へそを曲げたら宥めるのに時間が掛かって構ってもらえない

早く帰らないと
話もしたい

観光を楽しみつつそう考え父さんたちに自由にカイロを回って来ると伝え抜け道などしながら路地に行った

一歩踏み入れただけだった
一瞬にして全身が凍りつき身体中の毛が逆立った。毛穴から汗が脱水症状を起こしているみたいに大量に吹き出す

な、なんだこの怪物はッ！？

喉がつっかえて声が出なかった自律神経がうまく活動しない、汗がしみついた衣服に擦られていく度不快でならなかった
金縛りに遭っているのだと思うとますます毛が逆立ち胃が痙攣して胃が逆流した反吐を吐く手前だった
そうしてゾッとするほど世から離れた白く美しい男が僕の後ろに回り子どもに言いつけるかのように僕に言った

「花京院くん、恐れることはない友だちになろう」

『はァッ』

守らなくてはこの邪悪からAを、でも僕はそいつの前に立つと非力に思えてしまう自分が居た
A、

_________

_______

_____

『？』

「あら、どうかしたの？」

『いえ、全然！誰かに呼ばれた気がしたので』

ここ最近ホリィさんにスーパーとかでよく会う、最初ちょっと親切したら仲良しになった、ホリィさん良い人すぎるせいでどっか騙されたりとか私の前世で言うと詐欺とかよく引っかかりそうでならない人

「まぁ、ロマンチックねっ！遠くに離れている人からよきっと！」

『そう、ですかね？』

ふっ、モテるのって大変だなァ(ｷﾘｯ

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