青い月4 ページ12
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大好きな布団から這い出て襖を開け冷えたフローリングの廊下に注意せずに足を付けるとヒェッヒェだった。一瞬で目が冴えた。
私の部屋は太陽がよく当たる場所になった
初詣の元旦に新品のパンツ履いたように清々しい気分だって感じだわこれ…この寒い季節には太陽あったかい…スャア、ハッ！いかん二度寝する所だった
「おはようAちゃん！早起きね！」
洗濯物を一杯抱えて前も見えていない状態で現れた聖子さん
朝からそんな元気なのも凄い、正直言って主婦舐めてました
すっごく重たそうに洗濯物を持つので半分無理矢理貰った
流石に世話されてばかりなのも気が引けたのでね…
ちょっとした親代わりさせてるから本当は昨日から始めていたかった
今も少しずつ元気が無くなっている気がするから、嫌でも気を遣いたくなる
今までのように駄々をこねれなくなった環境では通用しないと思ってるからかも知れない
「Aちゃんありがとう、そろそろ承太郎起きてくる頃だろうから、早めに洗面所に行っておいた方が良いわ、年頃の女の子だから気にするでしょ？」
『ありがとうございます』
あらやだ、奥さん私は年頃になっても気になっておりませんのよ。
それはそうと顔は洗いたいのでお言葉に甘えて…
だだっ広い間取りで流石にまだ覚えられてないので迷いはしたけど洗面所に向かって適当に髪を括りレバーを上げ掌に水が溢れる程度に持って顔を洗った
『冷たッ…』
気が済むまで洗ってタオルで顔を拭くと鏡に帽子を被っていない承太郎が映っていた
半目で欠伸をして入って来ると私は早急に立ち去ろうとした
「オイ」
『はい！何でしょうか！』
「タオルを持ってどこに行く」
『あ、そうでしたね！すいません！』
タオルを籠に投げるように入れて聖子さんのところまで走った
ある程度まで部屋に近づいたら廊下のど真ん中で座り込んだ
『…ハッ、ヒィ』
え？マ？巨人？？
「あら、Aちゃんどうしたの？承太郎にあったのね、髪の毛ボサボサよ。こっちへ来て！髪を梳かしてあげるわ！」
『あ、でも…ちょちょっと！』
遠慮しようと口を開こうとすると腕を引っ張られ強制的にドレッサーの前に座らされた
「娘が居たらこんな感じなのかしら？ふふ、サラサラね」
痛くないように櫛で梳かし結んでくれた
『ありがとうございます』
髪はワックスとか無しにとても綺麗に結ばれていた
え、聖子さん本当に何者？？
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朝食の時にまた承太郎の隣は私が(主に心)泣くので無理矢理アヴさんの隣に座った
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再生可能な蘇るちくわ(プロフ) - 一分一秒具体的に説明しなくて良いから早く進めろと言われてそうなので今謝っておきます。ごめんなさいorz (2022年5月29日 22時) (
レス) id: cd0e5c4fc6 (このIDを非表示/違反報告)
再生可能な蘇るちくわ(プロフ) - 眠い人֊ ̫ ֊𓈒𓂂𓏸さん» コメントありがとうございます。続き…が、ガンバリマズ（） (2022年5月14日 1時) (レス) id: cd0e5c4fc6 (このIDを非表示/違反報告)
眠い人֊ ̫ ֊𓈒𓂂𓏸 - 面白いです続きが楽しみです頑張って下さい (2022年5月13日 16時) (レス) @page11 id: 63d23467ab (このIDを非表示/違反報告)
再生可能な蘇るちくわ(プロフ) - 飽き性星人さん» ありがたいお言葉、ありがとうございます。これからもっと母性を爆発させたいと思って書いてます。（代わりに夢主ちゃん可哀想になっていきますが大丈夫でしょ） (2022年4月22日 0時) (レス) id: cd0e5c4fc6 (このIDを非表示/違反報告)
飽き性星人(プロフ) - 隅から隅までお世話してくれる母性たっぷりな花京院、プライスレスです……読ませて頂きありがとうございますッ。執筆応援しております (2022年3月21日 18時) (レス) id: ab1b31f669 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：再生可能な蘇るちくわ | 作成日時：2022年2月22日 1時
