【花京院典明】救済【ジョジョ】

理解者 ページ2

僕の日課は朝始めにAの月経確認をして身支度を済ませ食事、歯磨き諸々をし学校へ行って靴を履き替えAの下駄箱を調べた後次は教室に行ってAの引き出しロッカーを調べて彼女のものじゃなければ全て処分する。これは夕方も行う
Aが既に取ったものだったりしたら捨てられないけど、ラブレターだったりしたら代わりに僕が嘘(脅し)を言ってあげている
昼休憩は用事がない限り絶対一緒に昼食を取る
この時間はなるべく開けておきたいから朝か昨夜のうちに片付けて置いてある徹夜することは今までは無い、体調を崩したりしたらAに会えないのはこの世の終わりくらいだからね
下校時には教室に迎えに行く
帰りが早い日には一緒にゲームをする
時々恥ずかしながら僕に勉強を頼むことがあったりしてとっても可愛い
帰りは僕が送って行ったりする。朝の迎えもしたいけれど反対方向だからと言ってさせてもらえない

今日も計画は完璧だ
今、Aを送っている最中で喋りながら歩いている

「んで、その野郎がね」

『僕以外の前では口悪く話さない方が良いよ』

「えー、他に仲良い子たちにも…」

『だめだよ、女の子なんだから』

「花京院は私のお母さんですかね？」

『なんとでも言うと良いよ』

「む、上から目線な」

他愛も無い話だけどお母さんは嫌だなぁ
僕はれっきとした男なんだよ、A
いつでも君のこと襲えるようなやつなんだ、でも君はそう言うのを嫌うだろうから、君の一番の友達でありたいな。

あと、Aが今言った仲の良い奴は誰だ？僕よりも上なのか？いや、僕以上に仲の良い奴なんて学校の中で居ない筈…

「花京院？大丈夫？」

『え、ああ大丈夫だよ。ごめん急に立ち止まったりして』

放心してまっていたせいで、いやお陰でAが僕に触ってくれた
女の子同士はしょうがないとしてAは男子生徒を触ることは全く無かったし、さっき考えたことはきっと杞憂に終わるに違いない

『おやすみ、A』

「またね、花京院」

そろそろ名前で呼ばせたいな

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