キルクスタウンへ [夢主side] 2 ページ5
あちこち歩き回ってみたんだけど………
『疲れた………
はしごキツイ…』
はしごに手を着き大きく息をつくとインテレオンが私の頬をつつき少し先に見えるトンネルを指差した
『トンネル……ヘイロトム
えっと……あの先がゆけむりこみちで
その先がキルクスタウンだね……』
[キュウォン]
『次のジムは岩タイプなんだって
強くなったインテレオンの腕の見せ所だよ!』
[ギュア!]
フラフラになりながらはしごを上りトンネルにたどり着くとトンネルの向こう側に広がる白い景色と冷たい風にぶるりと体が震えた
『雪景色!!!絶対寒いじゃん!!』
[クルルル……]
『うう…………あ そうだ!シャンデラ!』
[シャーン]
『キルクスタウンにつくまで隣にいてー!』
[シャーン♪]
ボールから出したシャンデラにひしっと抱きつくとシャンデラはニコリと微笑み頭を撫でてくれた
私のシャンデライケメンすぎる
『これで寒さ問題は解決だね』
インテレオンには一度ボールに戻ってもらい太陽の光を反射してキラキラ光る雪景色の中へ大きく息を吸い込み足を踏み出した
トンネルを抜けるとバラバラと頭に冷たい氷の塊が容赦なく降ってくる
冷たい!痛い!
頬やおでこなど何もおおわれていない無防備な肌に吹きつける冷たい風とあられに目も開けられず両手で頭を防御しながらゆっくりと前へ進んでいく
ゆっくりゆっくり進みながら寒さにシャンデラを抱き寄せると隣をいつもの服装のソニアが通り目が合った瞬間同時に固まった
ソ｢A!?｣
『ソ……ソニア
寒くないの?』
ソ｢私は別に……ああ…でもA達にはこの寒さはツラいわね｣
『凍りそう』
ソ｢シャンデラ抱えてるのに………急ぎましょう｣
『あられで前が見にくくて』
ソ｢手を引いてあげるわ｣
『ソニア大好き』
ソ｢ふふっ
お手をどうぞお姫様…なんてね｣
『む………』
ソニアの言葉に小さく頬を膨らませるとソニアは苦笑いをしながら私の頭を撫で手を取った
ソ｢Aはお姫様より格好いい騎士様になりたいんだっけ?｣
『そう!
キバ兄とかワタルさんみたいに格好いいドラゴンつかいになるの!』
ソ｢キバナ君それ聞いたら喜ぶわよ
ああ､でもダンデ君の前で言っちゃダメよ?｣
『なんで?』
ソ｢泣いちゃうから｣
ソニアの言葉に首を傾げる
ダンデ兄は強いトレーナーが好きなんじゃなかったの?キバ兄みたいに
そう問いかけたらソニアはポカンとした後そうねそうかもねと言いながら頭を撫でてくれた
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年10月28日 10時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
ＹＵＩ - 新型コロナが流行ってるので無理せず頑張って更新してください！待ってます！ (2020年4月12日 12時) (レス) id: 20cb177b20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってください！楽しみにしてます！ (2020年4月9日 11時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - サブウェイマスターの名前出てきてドキリ←次回も楽しみにしています！ (2020年2月10日 16時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばさ
| 作成日時：2020年1月24日 23時
