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いざドラゴンバトル [夢主side] ページ32

ワーワーと言い合いを続けているトウコとトウヤにあきれ顔のチェレンを見て小さく笑っているとポケモンセンターの扉が開く音とユウリの声が響いた

ユ「ジムトレーナーの人にも勝てないなんて!!」
マ「強かった……」

どこかぐったりとしたユウリとマサルに大きく手を振ればこっちに気がついた2人がポケモンをジョーイさんに預けて駆け寄ってくる

ユ「うわあああん!Aー!」
マ「A……」

ガシッとユウリにホールドされライブキャスターのつけてない手をマサルが掴む

ユ「こてんぱんにやられたぁぁぁ」
マ「ダブルバトルとか聞いてない……」
『ダブルバトルなんだ……』

よしよしとユウリの頭を撫でるとライブキャスターから悲鳴のようなトウコの叫び声が聞こえた

ト「ちょっと!!!
私達のAに何してるの!!?」
ユ「わっ!?
………私達の……?」
マ「ユウリ顔怖い」

大声に肩を震わせたユウリが私の腕を掴んでライブキャスターを覗き込んだ
なんだかトウコとユウリの間にバチバチと火花が散ってるように見えるんだけど……

『トウコ…ユウリ…』
ト「そうよ?
Aは私達の幼馴染みなの」
ユ「私達だって……」
マ「ご近所さんだね…」
ユ「マサルは黙ってて」
マ「……ハイ」

私の腕を掴んで画面越しのトウコと喧嘩を始めてしまったユウリにどうしようとマサルと目をあわせると背後に誰かが立った気配と頬があたたかい物に包まれる感覚と共に強制的に上を向かされた

キ「何を騒いでるんだ?」
『キバ兄!』
マ「イッシュにいるAの幼馴染みとユウリが喧嘩してて……」

事情を説明しているとチェレンがトウコを画面から引き剥がしたのが見えた

チェ「トウコ……Aが困ってるだろ?」
ト「だって…」
チェ「Aはこの後ジム戦なんだから
あんまり邪魔すると………嫌われちゃうかもね」

チェレンの言葉にピクリと反応したトウコが苦い顔をしながら画面から一歩下がると同じような反応をしたユウリも私の手を離した

似た者同士だと小さく笑うとチェレンが未だにほっぺをムニムニとしているキバ兄に気がつき目を細めた

チェ「A……その人は……?」
『ん?
この人が次のジムリーダーのキバ兄だよ』
チェ「なんだかとても仲良さげに見えるんだけど……」
『??
うん皆仲良しだよ?
カレー作ったりお泊まりもしたし』
チェ「は?」
ト「ちょっと!!
お泊まりってどういう事!?」

何故か怖い顔をしたチェレンとまた画面に写り込んだトウコに首を傾げるとキバ兄が小さく笑った

いざドラゴンバトル [キバナside] 2→←9番道路を抜けて [夢主side] 3



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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年10月28日 10時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
YUI - 新型コロナが流行ってるので無理せず頑張って更新してください!待ってます! (2020年4月12日 12時) (レス) id: 20cb177b20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年4月9日 11時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - サブウェイマスターの名前出てきてドキリ←次回も楽しみにしています! (2020年2月10日 16時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つばさ | 作成日時:2020年1月24日 23時

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