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探検!特訓!ワイルドエリア [キバナside] 7 ページ3

バタバタと大きな足音が廊下から聞こえ点滴を付けベッドで寝ているAの頬を撫で部屋から出る

ダ「Aは!?」
キ「今は大丈夫だ」
ダ「そうか……」

ホッとした顔のダンデの後ろから血相を変えたホップが怒られながら走ってくる

ホ「A大丈夫なのか!?」
ダ「お前ら兄弟は揃いも揃って…」

息を整えている2人に苦笑いを向けた時部屋の中からフライゴンの鳴き声が聞こえ
勢いよく扉を開くと先程まで眠っていたAか起き上がっていてその目の前にはボールを持ったギルガルドが居てAを守るようにフライゴンとインテレオンが立っている

ん……?
インテレオン!?
いやいやギルガルドにも驚いたがこの数日であのメッソンがインテレオンになったのか!?
早くね!?

オレの隣で同じようにダンデ達が固まっているとAがボールを受け取りギルガルドが自らボールに入った

カチッという音と共に光が飛ぶとボールからギルガルドが飛び出しAに深々とお辞儀をした

『えっと……どういうことなんだろ…』
ダ「ギルガルドに認められたという事だな」
ホ「つまり?」
ダ「王の素質があるって事だ!
流石オレのAだな!」

ん?
今コイツ"オレの"って言ったな

キ「おい…」
ホ「AはアニキだけのAじゃないんだぞ!」
キ「言い方!!!!」

聞く人によっちゃ誤解を生む言い方をしたホップの頬を引きダンデにチョップをくらわせているとコッチに気がついたAが小さく笑った

久しぶりに見るAの笑顔に強張っていた体がゆるむ

キ「体大丈夫か?」
『んー
まだちょっとフワフワしてるけど大丈夫』
ダ「それは大丈夫とは言わないぞ」
ホ「キバナさんがいなかったら危ない所だったんだぞ!」
『………うん』
キ「気抜きすぎだ」
『ごめんなさい
後 ありがとう』

ダンデとホップに挟まれ眉根を下げたAの頭をベッドに座りながら撫でてやるとAはオレの手に軽く触れふにゃりと微笑んだ

天使か?
許した

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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか?素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年10月28日 10時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
YUI - 新型コロナが流行ってるので無理せず頑張って更新してください!待ってます! (2020年4月12日 12時) (レス) id: 20cb177b20 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年4月9日 11時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
月華姫 - サブウェイマスターの名前出てきてドキリ←次回も楽しみにしています! (2020年2月10日 16時) (レス) id: 8f77e3b2d4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つばさ | 作成日時:2020年1月24日 23時

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