【ポケモン】小さな挑戦者 2【キバナ】

ラッキー? [キバナside] ページ13

今日は朝Aと別れた後こおりタイプ対策の為にキルクスタウンのホテルにあるバトルフィールドでメロンさんと特訓バトルをしていたのだが……

メ｢Aちゃんって可愛いわね
うちの子の嫁に欲しいわ｣
キ｢えっと………状況が読めないんですけど……｣

昼過ぎに一度ジムに行ってくると言い3時間程たったころ戻ってきたメロンさんが言った一言に思考回路が停止する

メ｢さっきちょっとポケモンセンターでバトルして来たんだけどね
とっても強かったわ｣
キ｢はあ……｣
メ｢だからうちの子とも仲良くできると思うのよ｣
キ｢はあ!?｣
メ｢あら……ふふふっ
早くしないとあたしが捕まえちゃうわよ〜?｣

ニヤニヤと笑うメロンさんにAのロトムに連絡を入れる
いつものように強制的に通話画面になった画面の向こうでは眠っているAをベッドに寝かせ毛布をかけているジャローダとインテレオン
そしてその足下を彷徨いているヌメラにシャンデラが何か言っていた

キ｢寝落ちか?｣
メ｢あたしとマクワ
2回もバトルしたから疲れたんじゃない?｣
キ｢これ……｣
メ｢このホテルのチャレンジャー用の部屋だね
行くのかい?｣
キ｢う…………｣
メ｢あっはっはっはっ
行ってきたら良いさ今日の特訓はここまでって事で｣

珍しく楽しそうに笑ったメロンさんに礼を良い隣の棟に向かう

キ｢ヘイロトム
もう一度Aのロトムに繋げてくれ｣
[了解ロトー]

数秒のコール画面の後うつったギルガルドに部屋番号を聞けばジトッとした表情の後ルームキーを見せてくれた

キ｢サンキュー
ついたらノックするから開けてくれ｣
[ギュルガッ……]

やれやれと言いたげな声とともに通話が切られる
エレベーターを待っている間珍しくフライゴンが一緒に居なかった事を思い出す

さっきうつったのがジャローダ.インテレオン.ヌメラ.シャンデラ
そんで今うつったのがギルガルドと多分隅っこにうつり込んでたあの甲羅はコータスだろう
メロンさんとバトルした後そのままホテルに行ったんだろうな…

そんな事を考えている間に目的の部屋に到着していてノックをすると間が空いた後ゆっくりと扉が開かれた

[ギュル]
キ｢サンキューな｣

Aはどこだろうとベッドに近づこうとした時シャワールームから慌てた声が聞こえ何も考えずに扉を勢いよく開いた

『へ……』
キ｢あ"………｣

バチンッという音と共に頬に衝撃を感じふらついたオレの上着の首根っこが引かれ後ろに倒れ込む

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