ナックルシティ [キバナside] 2 ページ7
嬉しそうに押し付けられる頭を撫でてやっているとその向こうで手を拱きながらこっちをうかがっている視線を感じフライゴンの頭を撫でながらAの前に立つと小さな手を握ったAがはくはくと口を開閉させていることに口もとが緩んでいく
『えっと…………キバ兄……?』
キ｢!!
おお!そうだぜ!!｣
うろうろと彷徨っていた視線がオレの目をしっかりととらえた事に嬉しくなりAを勢いよく抱き上げると若干驚いた顔をしたがすぐに嬉しそうに満面の笑みを向けてきた
キ｢………本当に可愛いなお前…｣
『???』
小さく呟きそのまま片手で抱き抱えると若干照れている様子のAに悪戯心が沸き上がりズイッと顔を更に近付けると腰と腹部に衝撃が走った
腰はダンデがチョップを腹はウールーがたいあたりをしてきたのだった
その衝撃で揺れたせいかAがオレさまの首に腕を回して抱きついてきた
『びっくりした……』
キ｢!!!!?｣
キ(｢腕細………つかあたって…｣)
ホ｢ああああ!!｣
ユ｢ちょっとホップ!｣
マ｢不可抗力じゃないの?
あ…ナンデモナイデス｣
ダ｢キバナ……もう一度言う………未成年だからな｣
服に隠れて見えていなかった腕は細く女性特有の甘い香りと柔らかな感覚に一瞬体が固まった
ワアワアと騒いでいる目の前の3人と背後からの低い声に答えながらチラリとAを見るとオレの首に腕を回したままオレの背後に居たフライゴンと肩越しに戯れている
『フライゴンと同じ高さだ』
[グルルッ]
『んむっ
くすぐったいよ』
フライゴンに頬擦りされ嬉しそうに微笑むAに思わず空を仰ぎ片手で顔を覆った
んー……………?????
これはオレちょっとマズイのでは……?
とりあえずさっきから連写を続けているスマホロトムには破顔したオレが写って居るだろう
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年10月28日 10時) (
レス) @page14 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - ウールーと共にwww (2020年1月13日 1時) (レス) id: 67362f68ce (このIDを非表示/違反報告)
あーちん(プロフ) - 初めまして！小説読みました！すごく面白くてよかったです！！とくにカレーの！カレーにヤドンのしっぽに笑いました！これからも頑張ってください！(*´∀｀*) (2019年12月8日 8時) (レス) id: 5fc00616f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばさ
| 作成日時：2019年11月30日 23時
