キャンプにて [キバナside] 2 ページ9
今オレは宝物庫の出入り口に来ている
ダンデとのバトルの結果は…まぁ……オレがここにいる時点で分かるだろう
ダンデの無敗記録は覆せなかった
さっきポケモンセンターに寄って回復をしてもらった相棒達の入ったモンスターボールを軽く撫でるとちょうど宝物庫の扉が開き話をしながら出てきた1番小さな体を抱き上げ声をかけた
キ｢よお｣
『わあ!?』
ホ｢キバナさんだ!｣
キ｢これからワイルドエリアでダンデも一緒にキャンプしようと思ってんだ
カレー作ろうぜ｣
ユ｢…………私達は……｣
マ｢…………うん…………｣
『カレー!
ダンデ兄と一緒!?
行きたい!』
ユ｢行きます｣
マ｢行く｣
ホ｢オレも!｣
鶴の一声ってのはこう言うことか?
まあ全員参加って事だな
Aを抱き上げたまま歩き出すと後ろから下ろせ下ろせと騒いでくるがそれを無視して歩き続けワイルドエリアに出たと同時にAのボールからサザンドラが飛び出しオレに向かって威嚇をしてきた
[ガルルルル………]
キ｢おーおー嫌われてんなぁ
攻撃するとAにも当たるぞ｣
『よしよし
どうしたの?
いつもは良い子なのに……』
オレの腕の中から手を伸ばしたAがサザンドラの頭を撫でるとサザンドラは嬉しそうに目を細めグリグリとAの頬にすり寄った
さっきまでオレに威嚇していたとは思えない程の甘え声にジトッとした視線を向けていると開けた所でテントの準備をしていたダンデが大きく手を降りながら呼んだ為走り出すホップに続いてそちらへ向かった
ダ｢おーい!
準備はできてるぞ!!｣
ホ｢アニキ!!｣
マ｢急ぐと転ぶぞ!｣
キ｢元気だなあ｣
ユ｢そこがホップの長所ですから｣
『ダンデ兄もホップも嬉しそう』
キ｢よっと…さてうまいカレー作ってくれよー?｣
並んで置かれた大きな鍋の前でAを下ろしスマホロトムで撮影を開始すると画面には楽しそうにきのみを切るA達が写し出され無意識の内に口もとが緩んでいく
ダ｢こっちの鍋は辛口だな
そっちは甘口で作ってくれ｣
『はーい
じゃあモモンのみとマゴのみと……あ…ウタンのみも入れて……』
ユ｢オッカのみはどう?｣
『暖めれば甘くなるから良いんじゃないかな』
ユ｢よしっ!
準備オッケー｣
『どんどん切ってどんどん入れよ〜』
ユ｢おー!｣
まな板の上に並べたきのみを切りながら雑談しているAの写真を撮りながらダンデの混ぜている鍋を覗くと目を覆いたくなるような刺激に背中を冷や汗が流れた
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2021年10月28日 10時) (
レス) @page14 id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
コウ(プロフ) - ウールーと共にwww (2020年1月13日 1時) (レス) id: 67362f68ce (このIDを非表示/違反報告)
あーちん(プロフ) - 初めまして！小説読みました！すごく面白くてよかったです！！とくにカレーの！カレーにヤドンのしっぽに笑いました！これからも頑張ってください！(*´∀｀*) (2019年12月8日 8時) (レス) id: 5fc00616f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つばさ
| 作成日時：2019年11月30日 23時
