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May.73 ページ36

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「A先輩。遅くなってすみません。今日は時間とっていただきありがとうございます!」

「あんずちゃ〜ん!会いたかったよぉ!」







今日は愛しの後輩 あんずちゃんとオシャレなカフェでデートです。昨日、「ご相談があるのですが〜」というメールを貰い、今に至る。




あんずちゃんだけには「先輩」呼びをOKしている。まあ唯一の後輩だからね〜。







「何頼む〜?」とたわいもない会話からスタートする。お互いにコーヒーを頼むということに決まった。ついでに私はストロベリーパンケーキを1つ。奢るから、とあんずちゃんを誘ってみたけれど断られてしまった。なぜだ。







あんずちゃんから夢ノ咲の現状報告を聞くと、勢力的にKnightsとSwitchが強いらしい。まああそこには最年長の凛月とか五奇人の末裔 夏目くんとかがいるから、そこが筆頭なのかな。







まあ私的にはみんなが仲良く楽しくやってくれたらいいよ。






「ところで、あんずちゃんの相談したいことって…?」

「それなんですけど、今年からプロデュース科が始まったじゃないですか。それで、先生たちから1年生達にプロデューサーについて教えろって言われて困ってしまって…」

「あー…」






私の後輩は、あんずちゃんだけ。しかも、かなりの才能がある子。だから、教えるのがすごい楽だったわけだけど、あんずちゃんの場合そうではない。プロデュース科にはそれなりの人数がいるだろうし、才能がある子だけとは限らない。









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作者名:玲咲 | 作成日時:2021年5月1日 0時

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