Apr.11 ページ16
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「お疲れ様です。」
星奏館の一角にある図書館で、私はそこの司書さんに挨拶をした。司書さんは「お疲れ様です」と答えつつ、「書籍リクエストがあったので、確認お願いしますね」とリクエストがリストアップされた紙を私に渡した。
「鬼〇の刃が読みたい」等の漫画類、「人前で緊張しないために」等の参考書、「アイドルについて知りたい」等のアイドル辞典etc.....。
漫画については置いといて、アイドルについて知りたいって…。ここって、アイドルしか住んでなかったよね…？どこぞの野蛮人だよ…。
緊張しないために、は新1年生とかかな。なんか、今の2年生もすごい人気になっちゃってさ、なんだか遠い存在。このアイドル全盛期時代で、夢ノ咲学院を含むアイドル学校に進学して、1つ抜きん出るのは中々に難しい。
新1年生には、ぜひぜひ頑張ってもらいたい。ここは一応星奏館の一部だから住んでる人しか使用は出来ないけど、ゆくゆくはアイドル学校と連携して、アイドル学校の学生証を提示すれば、使用可能みたいな感じにしたい。
「これ、全部購入しちゃって大丈夫です。領収書だけ、後で渡してください。」
「分かりました」
木造建築の茶色を基調とした図書館。本も数多く、種類豊富に揃っている。それでいて、人も少なく、静かである。一休みするには取っておきの場所である。
「あれ？Aちゃんじゃないですか？ここにいるなんて珍しいですね」
「つむぎこそ。最近は事務所の方で忙しいんじゃなかったの？」
「そうなんですよね…。最近はなんだか落ち着かなくて…、だからこそ、今日は図書館で休もうかなって。本を見てるとなんだか落ち着くんですよね」
つむぎは本棚から1冊取り出して、表紙をなぞった。
「Aちゃんはどうしたんですか？仕事ですか？」
「んーとね、仕事って言ったら仕事なんだけど…。ここ、あんまり来たこと無かったから、来てみたくてさ」
「そうなんですね。確かに、Aちゃんは月永くんと同じで、本を読むというよりかはアクティブに活動する方ですもんね」
そう言って笑ったつむぎは、私に1冊の本を手渡した。
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玲咲(プロフ) - カレンさん» コメントありがとうございます！知ってる方がいて嬉しいですー！ただの私の趣味で紹介してしまいました…！笑 (2021年6月9日 13時) (
レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
カレン(プロフ) - 天使は奇跡を希う、面白いですよね (2021年6月8日 22時) (レス) id: 844f88e235 (このIDを非表示/違反報告)
玲咲(プロフ) - 碧生さん» ありがとうございます！！めっちゃ嬉しいです！！待ってます！笑 (2021年4月16日 22時) (レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
碧生(プロフ) - 玲咲さん» ひゃあああ！！レスが！ありがとうございます！主様が元気になるならコメント沢山します！！ (2021年4月16日 21時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
玲咲(プロフ) - 碧生さん» うわぁぁ！！コメントありがとうございます！！実は待ってたので、めっちゃ嬉しいです！！元気もらえたので、更新頑張ります！！ (2021年4月16日 21時) (レス) id: 27f192e968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲咲 | 作成日時：2021年3月11日 16時
