【あんスタ】私達の星奏館10【月永レオ】

Jan.318 ページ4

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｢おまたせ〜｣

｢A、リクト、あけましておめでとう｣






クールに登場したレオとその後ろに隠れているルカちゃん。ああ〜、可愛いねぇ、ルカちゃん。







｢…なんか、いつもとキャラ違くね、レオ｣

｢んん”、リクト〜。ちょっとお話しようか〜〜｣






レオが陸斗に絡みに行っているところをすり抜けて、ルカちゃんに挨拶をしに行った。ルカちゃんは着物に身を包んでいて、なおさら可愛さが増している。






｢あけましておめでとう。ルカちゃん♪｣

｢あけましておめでとうございます！Aさん！｣





｢着物可愛いね〜｣と褒めれば、｢ありがとうございます｣とはにかんで笑った。可愛い…可愛いよ…。レオが大事にしたくなる気持ちも分かる…






｢Aさんは着物、じゃないんですね…｣

｢私の家には、着物ないからねぇ。今日はそもそも陸斗と2人で来る予定だったし…｣

｢そうですよね。お兄ちゃんがAさんの着物姿を楽しみにしていたので、てっきり着物で来るものと思ってました｣

｢へ、へぇ。｣






楽しみにしててくれたんだ。…着物できた方が良かったかな…






｢あ、そうだ！近くに着物のレンタル屋さんがあるんです！今からでも遅くないと思うので借りに行きませんか？｣

｢…！いいね！だけど、私今手持ちが少なくて、借りられないと思うから…｣

｢大丈夫です！お兄ちゃんから沢山お年玉貰ったので！これでレンタルしましょう！｣

｢さすがに、それは悪いなぁ…｣

｢大丈夫ですよ。お兄ちゃん、小さいポチ袋に入らないぐらいのお年玉くれたので…。逆にひとりじゃ使い切れないから…｣

｢…。愛だな｣






｢実質、お兄ちゃんのお金なので気にしないでください！｣とニコニコ言ってるルカちゃんに乗せられて、着物のレンタル屋さんに行くことになった私。レオのお金だろうが、ルカちゃんのお年玉だろうが、月永家にお金出してもらってること自体に申し訳なさがあるんだけど…！






ルカちゃんが｢飲み物買ってくるね｣とレオたちに嘘をついてくれたらしい。んん〜、ちゃんとお金持ってくれば良かった…








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